【感想・ネタバレ】ITエンジニアのための体感してわかるデザイン思考のレビュー

あらすじ

要求仕様ゼロから価値を生み出す!
IT現場の上流工程が変わる!

ITを使って新しいサービスやビジネスを生み出したり、既存のビジネスの仕組みを変えたりする、いわゆる「デジタルシフト」のニーズが急速に高まっています。そしてデジタルシフトの実践に当たって、「デザイン思考」を情報システムの開発に活用する動きが広がりつつあります。

デザイン思考は、課題を発見し、それを解決する新しいサービスやビジネスを創り出すための考え方のこと。ユーザー自身がどのようなシステムを開発すべきか分からない、要求仕様が何もないところから開発を始めなければならないようなときに、デザイン思考が役立ちます。

本書は、ITエンジニアがデザイン思考をシステム開発で活用するときに必携の一冊です。デザイン思考を全く知らないというITエンジニアはもちろん、デザイン思考の勉強を始めたが難解で今ひとつピンとこないというITエンジニアにも、理解しやすく説明しています。デザイン思考は何となく理解したが、システム開発でどのように活用すればよいか分からないというITエンジニアにも、現場で役立つ実践的な情報が満載です。

第1章「デザイン思考の基本を学ぶ」では、デザイン思考における一般的なプロセスについて、その基本を解説します。実践的なイメージを想像しやすいように、架空のデザイン思考活用プロジェクトのストーリーを挿入しました。

第2章「現場で使える実践ノウハウ」では、デザイン思考を活用したプロジェクトでつまずきやすいポイントとそれを乗り越えるための処方箋をまとめました。

ITで新たな価値を生み出すために、ぜひ本書をご活用ください。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

2018年に刊行された本だが、問題意識は今変わらない。2025年の崖を越えるのに苦労しているということか。

本書は日経SYSTEMSに掲載された内容をまとめた本。
わかりやすい入門編といった位置付け。

白紙のRFPをもらったらどうするか?という問いかけで、意義付け、共感、定義、発想、試作・試行について解説される。
特に第二章はわかりやすい。

0
2024年10月18日

「IT・コンピュータ」ランキング