あらすじ
真偽不明、玉石混淆の情報があふれている。耳触りのいい言葉や衝撃的な発言を鵜呑みにしてはいけない。フェイクニュースに惑わされないために、何が本当で何が本質か、見極めるにはどうすればいいのだろう。
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Posted by ブクログ
何が真実なのか、という視点をいつも持っていたい。最近、周りの人が「対話」していなくて、誰も他の人の話を聞いていなくて、ただ、吐き出す人がいるだけだ、と感じていたので、「聞く」のに集中したくて、手に取った。
本当の意味で「聞く」。戦争時に色々な事実が「言い換え語」によって、捻じ曲げられたこと。こころで「聞く」を学べたと思う。手元に置いて、何度も読み返して、複雑なものを排除する社会の傾向に抗おうと決意を新たにする。諦めない。
Posted by ブクログ
情報過多な現在において、どうやってメディアと向き合っていけばいいのか?というような本。フェイクニュースのあふれる昨今、本質を見極めるには、みたいな。
もともとテレビの中の人のようなので、ハッキリとは言わないがネットにはちょっと懐疑的な意見が見え隠れしてるような。とはいえ、絶対的にテレビ寄り、とまではいってない感じ。
個人的には、今、テレビの方が全然信用ないけど、ネットは自分に都合の良い情報だけを拾ってしまうというのは、確かにその通りだなと思う、
トランプ大統領や、いろんな戦争、東京MXテレビの「ニュース女子」の件も出てきて、なかなか興味深かった。
「メディアを使いこなす」という考え方には賛成です。
あと、余計なお世話だと思うのだけど、これは中学生向けなのかしら?であれば、表紙のデザインを、もう少し取っつきやすいものにしても良いかと。