【感想・ネタバレ】うなぎばかのレビュー

あらすじ

もしも、うなぎが絶滅してしまったら? 「土用の丑の日」広告阻止のため江戸時代の平賀源内を訪ねる「源内にお願い」、元うなぎ屋の父と息子それぞれの想いと葛藤を描く「うなぎばか」などなど、クスっと笑えてハッとさせられる、うなぎがテーマの連作五篇。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

SF小説で、おもしろそうなものを探していたら、この本が目に留まった。「う、うなぎのSF…?」
うなぎが絶滅してしまった日本が舞台。なんというか、うなぎ愛がすごい。
「うなぎが危ない!」という台詞には思わずふいた。

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2019年12月30日

Posted by ブクログ

うなぎの絶滅をテーマにした連作短編集。書名の通り、うなぎに狂った(または狂わされた)人々の話である。うなぎの絶滅は深刻であるが、作品ではそれを楽しむかのように軽いテンポで語られる。決して嘲笑っているのではないが、コミカルな感じがする作品たちだ。さっくりと読めるので、暑い夏の日に、うなぎの替わりの滋養強壮食として楽しんではいかがだろうか。

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2018年08月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

どんだけウナギが好きなんだ?っていうくらい、ウナギばかりでてくる。装画も著者によるものか、ウナギだし。いちおうSFだな。「うなぎばか」はうなぎのタレをめぐる騒ぎ。「うなぎロボ」はウナギでなくても良くね?「山うなぎ」はウナギじゃないし。「源内におねがい」はタイムマシン。「神様がくれたうなぎ」の神様がかわいらしい。

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2023年05月05日

Posted by ブクログ

うなぎが絶滅してしまった世界を舞台にした短編集。
「うなぎばか」「うなぎロボ、海をゆく」「山うなぎ」「源内にお願い」「神様がくれたうなぎ」

最初の2編は絶滅後のうなぎ屋や漁師を描き、「山うなぎ」は…うなぎの代用肉を求めて遥かジャングルに行き、後の2編はうなぎの絶滅をなんとかなかったことにするため、タイムマシンやら神様やらが出てくるという。ううんなんだこの本は。あ、『うなぎばか』か。

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2019年02月16日

Posted by ブクログ

「うなぎが絶滅した近未来」という場面設定は最高だし、コミカルなタッチも現代エンタメ向きだが、話はどれも今一つ面白くない。表題作『うなぎばか』はうなぎ絶滅を背景に親子の情愛を描いて面白いが、荒唐無稽な「保存会」のせいで台無し。タイムマシンものの『源内にお願い』も平賀源内のキャラで読ませるが、今度はうなぎ絶滅のインパクトが薄い。うーむ。

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2018年11月15日

Posted by ブクログ

土用の丑の日に。
うなぎの絶滅をテーマにした5本の短編。
絶滅してしまったうなぎをめぐっての「もし」を取り上げていて「すこしふしぎ」系だった。

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2018年07月20日

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