あらすじ
【複数色を使用したコンテンツです。モノクロ端末では一部読みづらい場合がございます】先の大戦で戦場となったアジアを歩くと、欧米諸国の植民地支配から解放してくれた日本に対する感謝の声が聞こえてきた――タイ王国のククリット・プラモード元首相は、次のように書き記す。「日本のおかげで、アジアの諸国はすべて独立した。(中略)今日東南アジアの諸国民が、米英と対等に話ができるのは、一体誰のおかげであるのか」その他にも、特攻隊員を慰霊する人々や、大戦後もアジア独立のために戦い続けた日本人を讃える声も……。その声の裏には、現代の日本人が知らない、“封印された歴史”があった。東南アジア、南太平洋の島々、そして沖縄から見えてきた驚愕の真実とは。ジャーナリストが、豊富な写真とともに迫る。『ありがとう日本軍』を改題。 【目次より】●「独立アジア」への電撃戦に喝采を送った人々――マレーシア ●真心ある協力で勝ち取った独立――インド ●苛烈な独立戦争を支えた日本軍人とその「遺伝子」――ベトナム ●帰還せず、独立のために戦った男達――インドネシア
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Posted by ブクログ
2018/6/30 ジュンク堂三宮駅前店にて購入。
2019/11/27〜12/1
そこまで言って委員会NPなどで軍事漫談家として知られている井上和彦氏の著作。作品を読むのは初めてである。
東南アジアや南アジア、マリアナ諸島などで繰り広げられた戦争の様子と、現地の人たちの日本人に対する感情を綴った著作。大手のマスコミ報道は、中韓の主張に沿った報道が中心であるが、その正反対の内容がここにある。戦争は絶対悪であるという大前提のもと、このような内容も報じてこそのマスコミではないか。情報を全て開示して、善悪はそれぞれが考えれば(感じれば)良いと思うけどなぁ。
Posted by ブクログ
著者が東南アジアの戦場を回って、フィールドワークをした結果を書き綴った、そんな本。
カラー写真が多く、それをもとに、実際は大東亜戦争(太平洋戦争)の時、日本軍はどのように現地の人に見られtいたのか、を書いている。
とてもわかりやすく、腑に落ちる。
勿論、常に大歓迎されたわけではなかっただろうし、当時から共産党による反日プロパガンダは凄く、世界のあちこちに共産党員は浸透していたわけなので、まあその末裔といいますか、今でも東南アジア各地で、日本を非難する声だってある。
そして日本のマスコミや出版界は、どちらかというと、そちら側の声ばかりを報道・出版する傾向が強いと思う。
教科書なんてその最たるものかと。
従って、本書は日本の近代に関する大人向けの教科書とも言えるわけだ。
大人向けと書いたけれど、中学生以上なら全く問題なく読めるんじゃないかな。夏休みの読書にお勧め。