【感想・ネタバレ】P+D BOOKS 青い山脈のレビュー

あらすじ

主題歌と共に色あせない青春小説の金字塔。

戦後まもない1947年に新聞小説として連載され人気沸騰。その後、いちやく大ベストセラーとなった青春小説の代名詞ともいえる作品。

元々、高校教師であった筆者・石坂洋次郎が、東北地方の私立女子高校を舞台に、戦前の暗くじめじめした封建性を打破し、民主的な社会の実現を目指す人々の姿を爽やかに描きあげ、新風を巻き起こした。

幾度も映画化され、作品発表から70年余を経た現在でもまったく色あせない瑞々しい傑作である。

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Posted by ブクログ

若く明るい歌声に♪
古典的な青春小説「青い山脈」を読んでみた。戦後直後の古い体質に凝り固まった地方都市に、新しい感覚の新子、六助、雪子、沼田、和子、富永の6人、3カップルが新風を吹き込み変化の兆しを作り出す。若者の男尊女卑や職業差別などは、社会がそれを作り出し助長していく。そんな問題に爽やかに石坂洋次郎が一石を投じた良い小説だった。

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2024年09月01日

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