【感想・ネタバレ】ゆらゆら橋からのレビュー

あらすじ

健司の通う小学校に、東京から美しい先生が赴任してくる。昔の恋人を引きずる彼女に健司は心を奪われて――(「ゆらゆら橋」)。中学に入った健司は結核の少女に恋をした。だが彼女は感染を心配し、近づかせてくれない。やがて容態が急変し…(「林檎色の血」)。大人の女性への憧れ、身を焦がす嫉妬、そして永遠の別れ。少年期から熟年期まで、ひとりの男性が人生で出会った切ない恋を描く連作短編集。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ある男性の小学生から52歳までを描いたストーリー。


池永さんの作品はどれも本当に引き込まれる。


全体を通して、女性からしてみると、
なんだかたよりなくてもろく見えてしまいがちだが、
どの女性も当時は真剣に愛していた健司の素直さや単純さがどこか
かわいらしくて読む手がとまらなかった。



いごに、また故郷に戻ってきてからの
あの終わり方もよかったし、何年後かにまた読みたいと思える作品。

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2014年01月12日

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