あらすじ
葵は、過去に異世界へ召喚された経験を持つ女子大生。「光の巫女」として魔物の脅威に晒されたその地を救い、無事に日本へ戻ったはずが、7年の歳月が経った今、再びトリップしてしまった!? しかも頼れる相手は近くにおらず、巫女としての能力も使えそうにない……。途方に暮れる葵だったが、ひょんなことから薬草師のおばあさんに拾われる。日本へ戻るため、そして初恋の騎士に一目会うため彼女の仕事を手伝いながら王都を目指す決意をした葵。ところが薬草の採取に出かけたある日、森で魔物に襲われてしまい――!?
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キャラが一途で良かった
綺麗に一冊でまとまったお話でした。ヒロインは前向きな頑張り屋で、ヒーローは紳士的で一途な性格で好感が持てます。もう少し二人のやりとりが見たかった気もするけど、ドキドキハラハラする場面もあったりしてするする読めたのでこれはこれでまあという感じ。この一冊で完結で続きはなさそうですが、二人の結婚式はちょっと見てみたかったかも。
Posted by ブクログ
過去に召喚された世界に舞い戻ってきた葵。何で戻ってきたのか分からない状態で放り出された葵は、ユーグに会いたいという気持ちがあったから頑張れたのかも。助けて貰おう。ではなく、出きることをしよう。と考える葵は、心から応援したくなった。恋愛に関して不器用な葵とユーグの関係は、かなり焦れったかったけれど。
微妙
当たり前ですが、計画された起承転結をもとに物語の登場人物を動かしているんでしょうが、その動きやセリフが陳腐になってしまい全く共感や納得できない場面が多々でてきます。言葉足らずなのか、計画に対して小説の「肉付け」が甘いのか。1000円の価値があるか、と問われれば首を傾げざるおえません。勿体無い作品です。