【感想・ネタバレ】なぜ、御社は若手が辞めるのかのレビュー

あらすじ

「他にやりたいことがあるので…」
「留学します」
「家庭の事情で」
――退職する社員が会社に本音を告げる事は少ない。
だからこそ、「優秀な若手が辞めてしまう」という悩みを持つ企業は、本質的な解決に至ることがなく、同じ事をくりかえします。
ただでさえ人手不足のいま、企業の競争力を大きく削ぐことになりかねません。

そこで本書では、
「入社当初からいずれ転職するつもりだった」
「将来が見えない、『こんな風になりたい』という先輩がいない」
「労働と給料が見合わない」……
など、会社を辞めた若者の本音を聞き出しながら、
どうすれば、優秀な社員を定着させる事ができるか、リテンション(定着)マネジメントのポイントを示します。

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Posted by ブクログ


タイトルの通り、若者がすぐに転職する理由を客観的に探るものです。
特に会社で人事労務を担当する、あるいは長年の勤務で評価者に値する立場の役職者は理解しておくべきことでしょう。
若者は決して根性が無いなどの感覚論ではなく、極めて打算的に動いていることを理解すべきだと感じさせられました。

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2023年08月04日

Posted by ブクログ

若手の離職問題だけでなく、パートタイム・アルバイトにも通じる。職場風土改善や組織風土改革が根っこか。

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2019年05月22日

Posted by ブクログ

『なぜ、御社は若手が辞めるのか』
山本 寛 著

社員と雇用主側の両者の
1.調査結果
2.ヒアリング
で構成されています。

読者の会社を照らしあわせることで、事例への理解が深まります。

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2019年10月05日

Posted by ブクログ

〇会社が選ばれる時代に…就活中も、就職後も。会社の自衛策に、将来偉くなった時の蓄積に。

センセーショナルなタイトルで驚かれた方もいるだろう。

しかし本書は努めて冷静に、若手職員への「リテンション」(引き留め)について語っている。
若手が退職する理由は、本書を簡単にまとめるとすれば、
・若手のやりたいことと会社のやらせたいことが合わない
・若手が聞いてほしいこと・不満に思っていることが拾い上げられていない
ということがあげられるのだろうと思う。

つまりは、会社と若手社員とのコミュニケーションがなっていないのだ。

やめるとやめないとは紙一重だと思うが、その紙一重に、上司や同僚、その他のコミュニケーションが役に立ち、社員の引き留めに一役買っているのである。
もちろんその引き留めは強引なものではなく、辞めることを決めていればなぜ辞めるのかを聞き取ったり、辞めたいと思わせる前に面談の回数を重ねる、集合研修で同期同僚どうしの連帯感を高める、などの工夫が存在している。

小規模事業者にとってはメンター・メンティ制度など大々的に実施するのは困難かもしれないが、小規模事業者であればあるほど、コミュニケーションを密に取れる良い点もある。

自分の会社について「どうせうちの会社は」とあきらめる前に、彼らが気にかけられてうれしいこと、仕事を長く続けライフプランが描けるように夢を見せたり、そういう背中を我々自身が見せ続けることも重要なファクターの一つだろう。

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2019年05月22日

Posted by ブクログ

社員の定着(リテンション)についての本。論文にあるようなアンケート調査だけでなく、具体的な企業の事例を掲載。個人的には、辞めようと思ったが辞めなかった人の4つの事例がしっくりきた。

P75 「辞めたいな」と思う時はある。主に業務量が自分の処理能力を上回っているような時や、負荷が高くて体調を崩しているような時。ここ1、2年、求められるアウトプットが高くなり、現実と理想とのギャップに悩む機会が増えたそうだ。

辞める理由は一つではなく複合的

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2018年07月07日

Posted by ブクログ

若者のやめる理由が体系的にまとめられている。
人間関係に悩んでやめる若者が多いのだろうと思っていたが、それはアルバイトレベルで、正社員はその他の衛生要因が案外影響しているとのこと、勉強になった。
著者も指摘しているが中高年のやめる理由や、さらには学生が大学をやめる理由がわかると面白い。
もう少し赤裸々な本音がなんとかして聞けないだろうか。

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2018年06月27日

Posted by ブクログ

なぜ離職するのか。
どうすれば辞めない会社を作れるか。
社員を定着させるために、どう考えていけばいいかをわかりやすく解説してあった。
これを読んだ後に、自分の会社でどういう対策をして行くべきかが見えてくる。

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2020年02月01日

Posted by ブクログ

リテンションという考え方は初めて知った。企業がどのように離職率を下げないようにアプローチしているか、具体例が挙がっていて内容は確かに、と思う点も多かった。

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2018年12月31日

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