あらすじ
アルカナ判定の儀式で最低ランクの☆1を引いたことで冒険者予備学校を追い出されてしまった少年、アストル。無能者とされる☆1ながら自在に魔法を操る彼は、その実力を認められて元貴族の冒険者エインズのパーティに加入した。ある日、領都の冒険者ギルドを訪れたアストル達は、伯爵の公式調査団がダンジョン深層で行方不明になったという噂を耳にする。調査団には予備学校時代の友人が! アストルは友を救うためにパーティメンバーとともに立ち上がる!
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厳しすぎない?
15歳で神様からお前は★1だとつげられたら、人々に蔑まれ、奴隷と変わらない扱いを受け、下手したら街に入っただけで処刑されるなんて、厳しすぎる設定ですね。★1と知られたら、態度が豹変する人々。怖いですねー。それでも、アストルを認めてくれる僅かな人々に助けられ、癒されて前に進んでいく。とても応援したくなりますね。
一番の敵は・・・
1巻までの話だと、☆1に対する世間の目がどういうものなのか、あまり具体的には描かれていませんでした。そのため、主人公があまりにも不自然なくらい卑屈になっているように見えてしまい、わざとらしささえ感じられたほどです。
しかし今巻から徐々に、所謂「普通の人々は☆1に対してどのように感じているのか、どんな反応をしているのか」が明らかになっていき、物語冒頭からの主人公の卑屈さにも納得がいくようになります。
このような世界において、新たに出会う人達は勿論、昔馴染みではあるものの☆1であることを知らなかった人達との交流が、何を生み出していくのか。
そして、チートスキルを使っても覆し難い壁をどう乗り越えていくのか・・・今後も目が離せなくなりそうです。
う~~ん
自分自身が、まだ、話に乗れて無い所は、有るけれど、この作者の、独自の世界観は面白い。母親が、伝説の元冒険者だったなんて!!けれど、☆って何なの?とても、理不尽で、不可解なモノだね。