あらすじ
南雲美術商の若きオーナー・如月晴生は、養父に襲われて以来他人に触ることができないでいた。人を愛そうとしてもどうしても上手くいかない。そのせいか、恋人に送ったネックレスを顔に投げつけられてしまった!
そんな修羅場に、年下イケメンの彫塑家・与謝野虎一と出会う。
肌の距離を近づけられるかもしれないという頃、晴生の今までの愛情の足りなさへの報いの時が待ち受けていて……!!
執念と甘さ絡み合うラブストーリー、ついに完結!
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匿名
1巻に比べ簡単に展開したような気もしますが最終的には良かったと思います。ストーリーや綺麗な絵が好きな方は読んで損はないと思います。個人的に社長のお話を描いてほしいです。
Posted by ブクログ
1巻では晴生のことを変わった人だなと思った。
色々と解ってくれば その可愛らしさが見えてくる。
実はとてもピュアで 生まれたてのようだ。
虎一の晴生像 そのもの。
優しくされることが 恐いというのは解る。
優しくない人、言い換えれば辛口の評価をする人といる方が 安心できる。
晴生に群がる美に取り憑かれた人たち。 美に魅入られた人たち。
それぞれ表現方法は違っても、皆 晴生を愛している人ばかりだ。
愛し方を間違った人、間違えそうになる人。
自分の欲望より 晴生を生き返らせたいという虎一の念い。
罪を償うのではなく 罪を贖う。
晴生の罪ではない、他の人が犯した罪で 不利益を被っている晴生の重荷を担ぐために。
「好きな人に愛されたい」から「人を愛している」へと…良かったね、晴生!
ガウディとそのパトロン、グエルの話を偶然目にしたのだけど 晴生が虎一を見つけてくれて良かったなぁと思う。
作品と作者は切り離せない。
高嶋さんが好きです。 いつもこういう立ち位置の人に惹かれる。
絵柄が好みならいける
完結でいいのかな?
1巻が終わったときにここからどうなるのかと気になって待っていた。
過去はまあ、想像(予想)通りかな。
作家さんの絵柄が内容と合っているからいい。
絵画の話はよくわからんけど面白かったな。
マイナスがあるのは人を選ぶ作品にも感じたので。
私は好きですよ。