【感想・ネタバレ】朱温(上)のレビュー

あらすじ

朱温は奴僕の身ながら、謎の男・李我に武術と兵法を学び始める。彼は唐王朝への反乱軍・黄巣の乱に参加して頭角をあらわし、やがて後梁を建国して皇帝の座を手に入れるのだが……。朱全忠の一生を描ききった、著者渾身の中国歴史小説。

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Posted by ブクログ

仁木氏が中国の歴史小説を書く以上は、ユニークな人物像を描いたり、陰で神仙思想活躍したりといった、何らかの個性を期待していたのですが、今のところ出来事を表面的になぞっている印象が強い。
この時代の中国に対する知識が無いために史実に忠実なのかもよく分からず、また似たような名前が多いのに加え、誰もがすぐに寝返るので敵味方の区別もつかない。
とにかくこの作品中では全く他人を信用できない事だけはよく分かった。

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2020年10月04日

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