あらすじ
40代半ばからたった1年で記憶力日本チャンピオンになった、
脳の力を圧倒的に上げる“手書き”の秘訣
日本最強の“記憶のプロ”が教える絶対忘れないメモの書き方
「メモを書いても思い出せない」
「仕事の効率が上がらない」
「集中力がない」
「いいアイデアが浮かばない」
そんな悩みを持つ人はいませんか?
メモは上手く使うことで脳のあらゆる力を上げることができるのです。
・方眼メモを使う
・ペンの色は基本2色
・メモは3列で書く
・人の言った言葉には吹き出しを使う・・・・etc
シンプルなルールであなたの脳力は2倍になる。
簡単にスゴイ人になれる、記憶力の達人によるメモ&ノート術。
第1章 忘れないメモ術
第2章 タスクの効率を上げるメモ術
第3章 アイデア創出のためのメモ術
第4章 やり抜く力をつけるメモ術
第5章 脳を鍛える「書く」トレーニング
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Posted by ブクログ
内容がわかりやすくコンパクトにまとまっているし、何より何故その方法に効果があるのか?という点の説明に、経験上納得がいくものが多かった。
実際に本書に記載されている方法を試してみて、個人的には効果を感じたのでおすすめです。
Posted by ブクログ
1. 記憶を定着させるために
・新鮮なうちに繰り返し学習する
・その記憶を脳が理解しやすいイメージに置き換えて感情と結びつけエピソード記憶にする
・書いた内容を人に説明する
2. タスクの効率を上げるために
・思いついたことは何でもいつでもどこでもメモする
・書いたメモを並べて共通点を探してカテゴリ分けする
3. アイデアをひらめくために
①課題について一生懸命考えて脳にストレスをかける
②意識をそらしてストレスから解放する
③脳が無意識のうちにその課題を解決しようとしてアイデアが生み出される
4. やりぬく力をつけるために
・とりあえず作業を始めてしまう。エンジンがかかるまで4分かかる
・記録するときはタイムや得点といった数値でつけることで成長を可視化・実感でき、モチベーションが上がる
・長い目でみれば何でも成功なのだと考える。たとえうまくいかなかったとしても、そこから学べるものがあったなら成長につながるので成功といえる。
・「もし○○ならば、××する」というような、決めておいた条件になったら設定した行動をとる計画を立てる。このとき否定の行動は設定しない。脳は否定すればするほどかえってそれが頭から離れなくなるため。
・こうなりたいという目標をイメージ図にして目につくところに貼る。これにより目標が無意識下に刷り込まれ、目標達成の近道となる
・不安や緊張が芽生えるとワーキングメモリに優先的に書き込まれ、他のことを考える余裕がなくなってしまう。紙に不安要素を書き出し不安のボリュームを可視化することで負のスパイラルを断ち切ることができる。
Posted by ブクログ
情報を記憶するためには、メモを取って、そのメモを見返すことが大事。復習の回数が大事。
わかりやすい。
先月から、これまでずっと悩んできたメモの取り方について、ダイソーの名刺サイズの情報カードを利用することにした。
学生時代には、KJ法の125mm×75mmのサイズの情報カードを使っていたなぁ。あのとき書き溜めたカードはどこに行ったのかな。
さて、名刺サイズの情報カードを使うようになってから、メモを読み返すのにも都合がよいということがわかった。名刺サイズなので、名刺ファイルや名刺ボックスなどにも仕舞っておける。
というわけで、読書メモを15枚書いたので、折に触れて読み返して、奇跡のメモ術を実践していこう。
Posted by ブクログ
この手の本何度も読んでいるけれど、まだこれいいなという箇所があったので星5個で。ノートの書き方まだまだ甘いなと思ったのと、書き方については中学生、高校生にもっと知らせて欲しい。
Posted by ブクログ
モーニングページのような方法もひとつあり、やはり代表的なアウトプットのひとつなんだなと実感。ホワイトボードを使ったりメモ帳を使ったりと色んな手段もある。短冊式資料作成術は気になっている。質問メモ、相関図メモエレベーター式発想メモなど、いろんなアウトプット方法があって面白い。どれも使えそうなことばかりなので実践したいと思う。
Posted by ブクログ
① 記憶力を上げるために一番大切なことは、「手を使って書く」メモを利用すること。
② 「もう完璧」と思っても、実は分かってなくて記憶の定着に必要な復習の回数が足りない時があるため、「想起練習」で本当に頭に入っているかを確認する必要がある。
③ 得られた情報には積極的にアプローチしないと、覚えることはできない。
④ やる気を生み出す「側坐核」という場所は、反応が良く無いので刺激を与える必要がある。やる気が起きない時はとりあえず4分だけ始めてみる。そうするとやる気があとから追いてくる。
⑤ 意志力=集中力
この力は筋力と同じで、使うと消耗してしまう。だけど使わないとどんどん衰えていく。だから鍛える必要があるが、その方法は「左手で文字を書く」や「絵を逆さまにして模写する」など、意識しないとできないことをして鍛えていく。
⑥ 「1分間プライベートライティング」をして、アウトプットのスピードと量を鍛える。何でもいいから思ったことを書きまくる。
とても勉強になる本でした。
Posted by ブクログ
メモはA4のノートで。手で書くほうが記憶に残る。
メモは新鮮なうちに見直す。カレンダーアプリで、見直しを設定する。
メモには日付を残す。
ペンは2色。青と赤。
書いた内容は人に説明すると記憶に残る。
ANKIアプリ=カード型の記憶アプリ。
授業のノートは3つの領域に分ける。自分の疑問と回答を書く欄をつくる。
短冊形メモ(B5を二つに切ったもの)を壁に貼って、内容をまとめる。メモには、参考文献などを書いておく。
脳が自動的に働くためには、最初の段階で一生懸命考えること。=脳にストレスをかける、意識をそらしてストレスから解放する=脳が自動的に答えを出す。
頭に浮かんだことは、忘れないうちにメモにする。思考を広げることができる。
質問メモ=質問を真ん中に書いて周りに思いついた事柄を書く。書き込みが50%くらいになったら、壁に貼っておいて時々眺める=脳が答えを探す。
アイデアのつくり方=代用、結合、応用、修正、拡大、別の用途、削除、逆、再編成
やる気を生み出すにはとりあえず作業を始める。4分間で波に乗れればそのまま作業を進める。ダメならやめる。
どのような体験も、成功体験にする。失敗は、いい体験になったと考える。それをメモにして~したから成功、と書く。
if thenプランニング=やりたい行動と、何かを結び付けると無意識に行動できるようになる。
目標を紙に書くのは、思考をストップさせて常に意識をさせて、復習させるため。
脳のワーキングメモリーは、緊張や不安で占領されやすい=緊張や不安をメモに書きだすと、不安の種のボリュームが確認できて、安心につながる。=ワーキングメモリーが空く。
意志力を書くことで鍛える=意志力が必要ないことを意識して行う=左手で文字や絵をかく。
創造性を鍛える=プライベートライティング=書く手を絶対に止めずに書き続ける。最初は1分から始める。脳に浮かんだことをどんどん書く。=アウトプット力が向上する。
集中力をアップする=今より4%高い作業に挑戦するとフローに入りやすい。書道などで集中する。
Posted by ブクログ
・覚えられるノート術
→【調べる】という言葉を書き、出来るだけ時間を置かずに実際にわからない部分を調べてみる
・人を覚える時は、名前も大事だが、その人の印象を書き出してみる。そちらの方が印象(記憶)に残る。
・ホワイトボードなどで【質問形式で自分に問いかけてみる】
・不安を全て書き出してみる(そうしないと少ししかない自分のワーキングメモリの容量がそれでくわれてしまうから)
・(例)本能寺の変
について自分が知ってることを全部書き出してみる
→覚えている事、覚えていない事、
わかっていること、わかっていないことがわかる。
・自分が何をしてどういう事になっても最初から「成功」と書いておく。
(◯◯を学べたので「成功」など)
Posted by ブクログ
はじめに言っておきますと、タイトルにあるような「奇跡のメモ術」は書かれておらず、他のメモに関する本とあまり変わりません。
しかし、それは良い意味であって「素晴らしい実績を出している方も、面倒でも地道にメモを書き続けることで、思考が整理され、アイデア・解決策がひらめき、夢・実現したいことへ近づく」ということを改めて認識しました。
一番印象に残ったのは、90ページ。ひらめくための工夫。
脳は無意識下(通勤の通い慣れた道や、ルーティン作業等)でも動いているので、そこを活かす。
まずは、一生懸命考えて、メモに書き出し一旦放置する。すると、無意識下のときに、ふとひらめく。それをまたメモする。
私は、無意識下は、過去の嫌なことを思い出してイライラしていることが多いので、もったいないことをしていました。面倒臭がらず、メモに思考をアウトプットすれば、仕事中のみならず、無意識下の生活も変えられそうです。