【感想・ネタバレ】望まぬ花嫁【ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版】のレビュー

あらすじ

乙女の心を奪っておきながら、愛にこたえない狼男爵。

兄の友人、ウォーリック男爵レイナーとの出会いは鮮烈だった――彼が宮廷の一室に立つと、室内が静まり返った。人波が割れ、狼のように野性的でいて優雅な彼が目の前に現れた瞬間、エリザベスは生まれて初めて男性に心を奪われたのだった。翌日、兄に会いに来たレイナーと再会したエリザベスは、遠くに住む彼にもう二度と会えないと思うと胸が苦しくなり、彼をもっと知りたいと切望するあまり、口づけを交わしてしまった。すると、それを兄に見咎められ、二人は結婚を余儀なくされる。しぶしぶ求婚するレイナーの冷たい表情に、エリザベスは青ざめた。花嫁になるのなら、望まれて迎えられたかったのに……。■宮廷で初めて会ったとき、恋に舞いあがるエリザベスとは違って、レイナーはちらりと一瞥するだけで彼女に興味を持ちませんでした。そんな女性も愛も信じない彼との結婚生活は、夢に思い描いていたのとは異なる、夫婦なのによそよそしくされるつらい日々で……。
*本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。

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結婚せざるを得なくなった二人

誤解を招いた行動の責任を取り周りに強制結婚させられた二人。ヒロインは出会った時からヒーローに惹かれてはいたのですが、はめられた結婚と誤解しているヒーローは喜べず、ヒロインとはなかなか親密になろうとしません。

ヒーローに恋しているヒロインが、愛のない夫婦でも良い関係を築いていこうと、ヒーローの養女も城主の娘に相応しい教育をしようと、妻として愛されなくても領主の奥方としての務めを一生懸命頑張ろうとする姿が健気です。

事件が起こり二人は互いに愛を確かめ合うことになります。

#切ない #ドキドキハラハラ

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2021年08月24日

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