あらすじ
【電子限定版】書き下ろし番外編「深窓の王子の悩み」収録。●人の怒りや悲しみが、黒い霧となって見える――負の感情を感知する力を持つプログラマーの青葉潤也(あおばじゅんや)。おかげで人混みが苦手でほぼ引きこもりの生活だ。唯一心を許すのは、大学時代の先輩・吉武(よしたけ)。おまえは本当に俺が面倒みないとだめだな――いつも笑って軽口を叩く吉武に、安心して甘えてきた青葉。けれどある日、吉武に黒い霧が出現!! 初めて自分に向けられた彼の負の感情に怯えるけれど!? ※口絵・イラスト収録あり
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
怒りや悲しみなどの負の感情が黒い霧として見える潤也。人の感情が見えるだけでも怖いのに、見えるものがマイナスの感情だけとなると、怖さが倍増する。ましてや、自分に向けられたら...。そんな恐怖で人と関われないのは、理解できる。
そんな中で、唯一関わることが出来る先輩、吉武に嫌われたくない。と思うのは当然だと思う。吉武を大切にしたいと、空回りつつも行動する潤也を応援したくなった。
負の感情が見える主人公
負の感情が見える主人公の設定が面白そうだと思い購入。
最初は、負の感情に対して恐怖しかなかった
主人公が
感情が解るからこそ人を救えるというのを理解し成長していく様は素敵でした。
深いお話でした。