【感想・ネタバレ】一生使える脳 専門医が教える40代からの新健康常識のレビュー

あらすじ

「あれ、なんだったっけ?」は危険なシグナル! 65歳以上の認知症患者462万人、認知症予備軍400万人! 30代から50代の過ごし方で「一生使える脳」になるか「一生使えない脳」になるかが決まる。毎月1000人の認知症患者を診る医師が、医学的に正しい脳の使い方を指南! 内容例を挙げると、 ◎聞き方一つで、記憶がよみがえる ◎知的生産のカギを握るワーキングメモリ ◎増えていく「あれ、なんだったっけ?」の原因は? ◎なぜ、ワーキングメモリを解放することが重要なのか? ◎感情を動かし、扁桃核を刺激すると記憶に残る ◎一〇〇から七を引いて、ワーキングメモリの働きをチェックする ◎身体を動かすとき、脳は最も活発に動き出す ◎言い間違いを指摘されたとき、カッとなる人は要注意 ◎こんな食習慣が一生使えない脳をつくってしまう? 等々 ボケを遠ざけ、仕事、人生の成果を最大化する方法!! 「認知症予防の第一人者」が著す「人生100年時代の脳の使い方」

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【きっかけ】
雑誌にて長谷川先生の「5行日記が脳の記憶力を底上げしてくれて自律神経も整えてくれる」というメソッドを見かけ、御本人の本も読んでみたいと思ったため。あと、もうアラフォーなので今後生きていく上での指針を知りたかったため。

【感想】
以前読んだ「スマホ脳」と内容が被っている箇所もあって(適度な運動、スマホ使いすぎない、社会とつながりを保つ、睡眠大事等)、重複している部分は今後実践していきたいなと思う。

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2024年01月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 親指を刺激すると脳が若返るそうですw。脳を使い続けて脳のパフォーマンスを保つことが幸せな長生きに通じますね! 長谷川嘉哉「一生使える脳」2018.1発行。やや読みにくく冗長な感がしましたが、脳や身体、環境(人間関係・生活習慣)にいいのは次に要約されます。①考えながらの読書 ②すぐやる、メモする、書き出す習慣 ③散歩(有酸素運動 ④片足立ち ⑤運動しながら頭を使うデュアルタスクトレーニング ⑥糖質は控え、よく噛んで食べる(唾液は重要)⑦年上、年下の友人がいる。

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2021年12月26日

Posted by ブクログ

認知症の専門医が文字通り、脳について語った一冊。

特筆すべき内容はなかったものの、わかりやすく勉強になった。

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2021年05月11日

Posted by ブクログ

日記による回想療法。毎日日記をつける。5行程度。記憶を刺激する。
運動+頭を使う=デュアルタスクトレーニングは脳の力を向上させる。運動しながら計算、俳句をつくる、など。
頭+頭=マルチタスクは能率が悪い。
イチョウ葉エキスのギンコライドは裏付けがある。
卵は一日2個。
朝昼晩のうち一食だけ糖質制限する。
減塩で高血圧が下がるタイプは1%だけ。減塩はほとんどの人にとって意味がない。ただし、塩はにがりを残す自然塩を使う。
歯周病を持つ人は糖尿病になりやすい。歯肉炎のサイトカインがインスリンの働きを妨げる。
一日3回、10分ずつガムをかむ。咀嚼回数一日分になる。
有酸素運動、筋力トレーニング、柔軟体操の3つ。
ブレイングボード。
睡眠は7~8時間必要。22時から夜中の2時に深い眠りが必要。
風呂に入って1~2時間後に寝る。
ランニングタビ無敵で歩く。足裏全体を使える。

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2020年12月07日

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一生使える脳 専門医が教える40代からの新健康常識
著:長谷川 嘉哉

「人生100年時代」の長生きを「幸せな長生き」にするために最も重要なことは、脳のパフォーマンスを保つことである。最新の脳科学の研究では、脳への適切な刺激と生活環境の改善によって、何歳でも脳のパフォーマンスは向上することがわかってきた。

本書の構成は以下の5章から成る。
①一生使える脳、一生使えない脳
②一生使えない脳になる前兆は四十代から現れる
③脳のワーキングメモリを向上させる生活習慣
④一生使える脳を支える身体づくり
⑤一生使える脳を保つ環境整備

頭すっきりで爽快な気分!!
という感覚をいつ以来味わっていないだろうか。どこかでそれはもう味わえないと思っているのかもしれない。しかし、本書を読めば、脳の衰えるスピードを押さえるだけではなく、逆に改善させることができることを説明してくれている。

何事も心技体あってこそである。
自分の身体をいたわることがパフォーマンス向上に大いにつながることを教えてくれる一冊。

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2019年05月08日

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ワーキングメモリに関して誤解していた事がスッキリした。解明された事を利用して自分自身も人間関係もレベルアップ、バージョンアップしていけたらいいと思った。

ワーキングメモリは短期記憶と長期記憶の橋渡しをする。筋トレみたいに鍛えるより素早く解放し、回数をこなさせる方がワーキングメモリの能力がアップする
情報はインプット以上にアウトプットしよう。

最新の脳科学の研究では脳への適切な刺激と生活習慣の改善によって何歳でも脳のパフォーマンスは向上することが分かってきた。

ワーキングメモリをうまく使えず、脳の中の記憶をスムーズに出せない状態には、「昨日どうだった?」でなく「昨日は〇〇へ⬜︎⬜︎をしてきたそうですね。」と記憶のフックを刺激し引き出しやすい質問をする。

長年の経過、知識、記憶をうまくアウトプット(引き出す)方法を備えると一生使える脳になる。

ワーキングメモリは筋トレの様に負荷をかけるのではなく、効率よく解放して次々に新しい情報を処理する事でうまく使える様になってくる。具体的には
①すぐやる
②メモする→優先順位つけ
③書き出す→手順や段取りなど
作業や動作が習慣化されるとワーキングメモリは解放され、小脳が代わりに働いてくれるようになる。
「記憶すること」は「覚えること」ではなく、「いかに思い出すか」である。
ながら動作がワーキングメモリの働きを向上させる。
「シリアルセブン」100から7を引く、そこから更に7を引く…と5回繰り返す。

69歳までに脳梗塞、脳出血を経験しているかいないかで健康寿命が線引きされる。

何歳になっても社会との繋がりを持ち、人的ネットワークの中で役に立ち、また誰かの力を借りる状態でいる事。一回り離れた友人を上下に持つ事。
扁桃核を刺激するネットワークの秘訣
①誘われたら断らない
②幾つになっても年上年下の友達を持っている
③好き嫌い快不快がはっきりした生き方

体に良いことは脳にも良い。運動→散歩good!有酸素運動
①頭がスッキリし、注意力やる気が出てくる
②新しい情報を記録する神経細胞の結びつきを準備促進
③海馬で新しい神経細胞が育つのを促す
有酸素運動+柔軟体操+バランス運動+筋トレ
イチョウ葉エキス→ギンコライド、フラボノイド含有
良質なタンパク質を摂る。卵はプロテインスコア満点

一日一食糖質なしの食事
普通は一日に250g程度の糖質を取っている
一食制限することで150〜200gに抑えることができる

目の疲れは脳の疲れ。睡眠不足も同じく脳を疲れさせる。
目を温めれば疲労回復。寝室は真っ暗に。22時から夜中の2時がゴールデンタイム。7〜9時間の睡眠。なかなか取れないけど。意識は必要かなぁ。

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2019年04月24日

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一生使える脳を育む方法、健康習慣が書かれています。
脳の「ワーキングメモリ」を向上させる生活習慣、「一生使える脳」を支える身体づくり、「一生使える脳」を保つ環境整備、という内容構成です。

「すぐやる、メモする、書き出す」ことでワーキングメモリを解放するという考えはとても参考になりました。

読んだ内容を忘れないための「A4一枚アウトプット読書法」や、日記による「回想療法」で記憶を整理する方法、運動+デュアルタスク・トレーニング

ワーキングメモリは、脳内の作戦本部のようなもの。
ワーキングメモリが同時に処理することのできる情報は意外に少なく、せいぜい五つから七つ前後。
つまり、周りから見て、仕事の早い人、記憶力の優れた人は、飛び抜けて優秀なワーキングメモリを持っているのではなく、一つ一つの作業を素早く終わらせ、ワーキングメモリを解放するコツを掴んでいるのです。

プロテインスコア満点の卵を食生活に取り入れる
オススメしたいのが「片足立ち」トレーニング

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2018年12月30日

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Life Shiftにもあるように、人生100年時代が到来している。幸せに長生きするには脳を鍛えるのが重要。脳を鍛えるにはやはり適度な運動とタンパク質、とくに卵を取ること。あれなんだったかな、というのをそのままにしないでスマホで調べる。メモを取ってインプットし、あとでまとめてアウトプットする、等いろいろ実行できそうな内容だった。

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2018年04月20日

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認知症にならず、脳の劣化を防ぐためには…
いつまでも社会との繋がりを作る
食事に気を遣い、適度な筋トレ、有酸素運動を行う
ことが必要。
これは脳というよりかは健康的に長生きするために普遍的な行動なのだと思う。

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2025年06月07日

Posted by ブクログ

「あれ,なんだっけ?」は,昔に比べると,確かに多くなりました。
脳のワーキングメモリが鍛えて増えるものではなく,解放することによって,うまく使えるようになる,ということは目から鱗でした。
普段から,思いついたことはすぐメモするようにしていますが,図らずも脳によいことをしていたようです。

名前が出てこなくても,調べて,メモすることによって,脳のシナプスを繋げるように心掛けようと思いました。

今のところ,脳に悪い生活習慣はしていない方ですが,睡眠時間は少なめなので,この点の改善を目指します。

健康本としては,当たり前のことが書いてありますが,一生使える脳をどのようにして育んでいくかという視点から書かれているという点で,読んで損はありません。

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2018年05月20日

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