あらすじ
伝説の緑の瞳を持つ少女クラウディアは、レオンハルトのベルゲングリューン帝国皇帝への即位にあわせ帝都に赴く。皇妃で姉のエルフリーデと再会した彼女だが、初めて見せるその恐るべき本性に衝撃を受けることに…。そのうえクラウディアに執着する若き皇帝により、いまや盟友をこえた存在であるアドリアンと引き離されてしまい――。愛と冒険の壮大なるロマンファンタジー、感動の完結!!
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
最終巻です。
レオンハルトの即位にあわせて、ヘルツォークに向かったクラウディアとアドリアン。アドリアンを思って、レオンハルトの元に留まったクラウディア。
そこからは、ほぼクラウディアとアドリアンが一緒にいることがなく、クラウディアとレオンハルト、エルフリーデの話が主でした。
レオンハルト暗殺未遂事件では、本当にレオンハルトが死んでしまったかと一瞬思いましたが、レオンハルトは無事で、エルフリーデの悪事も明らかになり、こっちは解決。
アドリアンの方も王太子との争いは、クラウディアが手を回したことで、余計な血は流れずに解決。
結局最後までアドリアンとクラウディアの間は淡泊な感じで、リカルドとかヘルムークとかの活躍もイマイチで、本人も後書きで書かれてますけど、詰め込み過ぎな感じはしましたけど、スッキリ終わった感じでしょうか。
もうちょっと続いてもよかったなぁ、なんて思いました。