あらすじ
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1単語につき1イラスト! ページをめくるたびに重要単語が頭に飛び込んでくる!!
本書は、「語源」を学び、超効率的に英単語を覚える本です。
「語源」とは、漢字でいう、偏(へん)・旁(つくり)・などにあたるもので、たいていの英単語は、次の3つの「語源」に分解されます。
【例】injection(注射する)
⇒in(中に;接頭辞)+ject(投げる;語根)+ion(もの;接尾辞)
これらの「語根」「接頭辞」「接尾辞」をまとめて「語源」といいます。
ject(投げる)というイメージがつかめると・・・
・projectは pro(前に)+ject(投げる)⇒映し出す
・rejectは re(後ろに)+ject(投げる)⇒拒絶する
・ejectは e(外に)+ject(投げる)⇒排出する などなど芋づる式に語彙が広がります。
このように重要単語を語源に沿って分解し、語源の知識と語彙をイラストを見ながら身につけていきます。
一見、遠回りに思われる学習法かもしれませんが、語源の力によって1万語レベルの語彙が身につくことは、すでに語源研究によって実証されています。
※電子書籍版は2018年7月27日より順次最新版にアップデートしております。それ以前にご購入された方は再ダウンロードを推奨します。
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このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
語源には気を付けていたつもりだが、この本に記載のは本当に多彩で、勉強になった。とは言え、かなり頭を柔らかくしないと使いこなすのは難しく、かえって戸惑うかも。
例えば、
appoint=ap(〜の方へ)+point(指差す)
=〜の方に指差す
=指名する
はまぁわかるけど、
embarrass=em(中に)+bar (横になっている木)
=道に横たわっている木の中に
=困らせる、当惑させる
は無理があるような…。さらに
naturalize=nat(生まれる)+ual(形容詞に)+ize(動詞に)
=生まれた場所に行く(もうここで無理)
=帰化させる
に至っては分かるか!と言うのが正直なところ。
ラテン語さんの書籍等、言語や文化人類学を面白がって読める人向けかな。自分はラテン語さんの本は大好きだったが、まだこの本は使いこなすレベルに達していないと感じた。
ただ、こう言う言語学的に整理していく視点は大事だと思うので、ちょくちょく読み返して少しずつイメージを蓄えていくと、いつか何かの役に立つかも。