あらすじ
ミーティングのやり方を工夫するだけで、売上を7年で7倍にアップ!
著者は、集客に悩んでいた転職先企業で、スタッフの入れ替えや、安売り、設備投資に頼らず、スタッフのやる気を上げ、売上の大幅アップに貢献しました。
スタッフを動かすには「的確な指示」が必要。そのために会議を行なう必要もありますが、内容のない形式的な会議ばかりでは逆効果です。
本書では、「短い時間」に「少ない人数」で「(お客様情報を持つ)現場のスタッフ」がさっと集まって話し合うことで、会社の方向性に沿って主体的に行動するようになる「15分ミーティング」のやり方をわかりやすく解説。
ポイントは、「月に1回行なう数時間の会議」ではなく、15分ほどの短いミーティングをこまめに繰り返すこと。
1)質問&アイデア出し→2)アイデアを整理して決定→3)決定事項を実行する計画を作成。この3ステップを、わずか15分で行ないます。
これによって、組織もスタッフも驚くほど成長。著者は独立後も、93%のコンサルティング先で業績を向上させています。
御社も日頃のミーティングを見直して、職場を「考動」する場に変えてみませんか?
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Posted by ブクログ
ミーティングのやり方を、自己流で試行錯誤しているが、ヒントになることが多く書いてあってとても参考になった。
•「できない理由」より「うまくいっている要因」に目を向ける
•否定だけの意見は禁止→改善提案と必ずセット
•ミーティングの最後に必ず実行計画を共有
上記3つを重点事項に、スタッフミーティングを実行中!
Posted by ブクログ
毎日、ミーティングばっかりで疲れたので、ちょっとでも効率的にミーティングしたい、と思い、この本を読んた。
STEP1:質問、アイデア(提案)出し
短時間でたくさん出す
書いて出す(●●さんと一緒をなくす)
STEP2:提案、アイデア整理
チームとして何をするか合意
誰が誰にアプローチするか
短時間ですぐできることからやる
実行者ではなく管理者を選任
提案者を管理者にしない
STEP3:決まったことを実行する計画をする
完了日ではなく、着手日を決める
最初の一歩はMTG内で
(日程調整とか、成果物のだいたいのイメージとか)
決めたことを見える化する
→そのまま活動記録になる
実行者ではなく、管理者を選ぶというのは、なるほどな、と思った。
MTGの中で、最初の一歩をやるというのは、早速取り入れてみた。結構、「はい」と返事をしても、具体的にどうしたらいいかを、イメージできてない人は多いもの。次回の確認で未着手でしたーという報告を防ぐには、いい方法かなと思う。
ただ、時間は問題ではないと筆者はいっているが、15分ではMTGは終わらないのだった。。。
Posted by ブクログ
みんなが自分で考えはじめる 「15分ミーティング」のすごい効果
著:矢本 治
主に「現場」を動かしているのは会議ではなく、ミーティングである。フレキシブルな「打ち合わせ」と捉えてもいい。参加メンバーも各部門を担うリーダーが現場のメンバーを集めるのがミーティングである。
そしてミーティングは「現場のメンバーが短時間で、会社の方向性を理解して具体的に実現する方法を【考動】する場」である。
本書の構成は以下の7章から成る。
①なぜ今、15分ミーティングなのか?
②15分ミーティングの基本的な進め方
③アイデアを整理して合意・決定する
④ミーティングの結果を必ず実行する
⑤必ず軌道修正ミーティングを行う
⑥いくつかの事例でミーティングの効果を見てみよう
⑦人材育成を兼ねるミーティング
会議ももちろん大切であるも、本書で紹介されるミーティングはより良い。良すぎる。
多くの会議はやはり無駄多い。それよりも色々な面でスリムでスピーディーで効率的なのはやはりミーティングである。
捉えるミーティングは決める、知らせるだけではなく、動く、修正する等PDCAを回すにあたって必要なことをその中に入れ込みながらくるくると回転させている。
もちろん会議もミーティングも生かすも殺すも関わる人次第。
色々助け合いながら切磋琢磨しながら自分たちのミーティングを創り上げ成長し目的達成のために活用していきたい。