【感想・ネタバレ】インターンズ・ハンドブックのレビュー

あらすじ

必殺のインターン登場。傑作コミック・スリラー 最強のヒットマン、これが最後の仕事。有能な若きインターン、ジョン・ラーゴ…その正体は企業のトップを狩る凄腕の殺し屋! クールな筆致とダークなユーモア、溢れる映画愛に彩られた奇想天外な傑作クライムスリラー!暴走する才能に刮目せよ。

おれはジョン・ラーゴ。もちろん本名ではない。ヒューマン・リソース社のエース工作員だ。うちは表向き人材派遣の会社だが、裏では派遣インターンによる要人の暗殺を請け負っている。おれは子供のころから暗殺者として鍛えられ、ずっとここで働いてきた。だがもうすぐ25歳で引退だ。だからおれは新入り諸君のために、最後の任務を詳述して暗殺の心得を伝授したいと思う…。教則本の体裁で描かれる、血と硝煙と裏切りに彩られたキッチュでオフビートなアサシン・スリラー。鬼才衝撃のデビュー作!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

企業に「インターン」と称して殺し屋を送り込む〈ヒューマン・リソース社〉に所属する一流の殺し屋であるジョン・ラーゴが、引退前に殺し屋の心得を後輩に向けて書き記した指南書…という体裁のサスペンス小説。
アメリカ映画でありがちなキザな言い回しが多すぎて、しかも本書が「ジョン・ラーゴが書き記した指南書」という体裁なため、セリフだけでなく地の文すら気取った表現のオンパレードなので、読んでいてゲップが出そうになる。
本書はジョン・ラーゴが引退前の最後の任務内容を語ったもので、ラストまで読んで「ボブが死んでジョン・ラーゴがHR社から引退(脱退)したのなら、この指南書を読む『後輩』という立場の人物は存在しないのではないか?」という疑問があるが…。
結局アリスはFBIの人間なのかボブの配下なのか? もしボブの配下なら、本書に所々挿入されているFBIの録音記録は何?
ストーリーとしてはなかなか面白いものの、あまりスッキリしない内容だった。

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2025年02月21日

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