あらすじ
氾林の王・冰夷に危機一髪助けられた凛花。彼の凛花に対する求愛に、一度はインシェンから情が移りそうになる凛花だったが、初めてインシェンの子を身ごもっていることを意識する。凛花は新たな決意を胸に、行方不明のシロを探しに氾林を後にする。インシェンには頼らずに…。一方インシェンは、あるものを求め下界へ下りていたのだが…。すれ違うふたり。好評中華風ファンタジー、新展開!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
インシェンの子供を身ごもっている凛花は、氾林に身を寄せていますが、子供がいるのに、無茶しすぎです。妊娠初期にあんなに激しく動いたら、子供が流れてしまいそうと、ちょっと心配しちゃいました。
水鏡でインシェンと向かい合ったとき、インシェンとしては、黙って自分の元を離れた凛花の後ろに、知らない男がいたら、心穏やかではないですよね。
しかも、まだインシェンは、凛花に自分の子供ができていることを知らないし。
今回、冰夷の父が分かり、なぜ冰夷が氾林を作ったか、また東海龍王が何故天帝にとらわれているかが分かりましたが、これまでのながーい伏線が1本にまとまった感じがして、スッキリしました。
この巻では、凛花とインシェンは一度も直接会わずに終わりですが、次巻では、すべての話がきっちりまとまるか、非常に楽しみです。