あらすじ
ついに新しい奴隷を購入。可愛くて頭のキレる美少女・セリーとダイナマイトバディのロクサーヌとのめくるめく日々が始まる!
異世界における加賀道夫の迷宮探索は停滞していた。ロクサーヌと二人きりの戦力では、進む勇気を持てずに。
そんな道夫だったが、レアアイテムのスキル結晶と一回り成長した魔結晶を得たことによって、転機が訪れる。道夫は、魔結晶を売却して、新たな仲間を得るために奴隷商を訪れた。
その奴隷商で道夫はセリーと出会う。ドワーフの美少女だ。
セリーは、頭のキレるスレンダー美人。しかも道夫に突っ込みを入れまくるナイスキャラ。セリーにたじたじになりながらも、迷宮の探索を進める。
ある日、全滅したパーティーの置き土産に五本の剣を拾ったことがきっかけで、セリーを鍛冶師にすることに。かくして道夫の挑戦が始まった-----。
蘇我 捨恥(ソガノシャチ):東京都在住。愛社精神あふれる兼業作家。
四季 童子(シキドウジ):愛知県在住。
『フルメタル・パニック』、『セブン=フォートレス』、『モンスターコレクション』などのイラストレーションで知られる人気イラストレーター。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
素直で従順な我らのロクサーヌちゃんは、実は超絶脳筋で天然だったことが、新パートナーのセリーちゃんの登場によって明白になってしまう話。
ストーリー展開も主人公の行動も相変わらず堅実。
またガンオタならば尚更楽しめる点も相変わらず。
匿名
ようやく二人目……
ハーレムと言いつつ、4巻目にしてようやく二人目なのはどうなのか……
相変わらず文章が淡々としているので、イマイチ盛り上がらないし、ヒロインの魅力も……
セールでまとめ買いしたけど、暇つぶし用という感じ………
Posted by ブクログ
セリー加入によってタイトルに偽りなしの状態へ。更にメンバーが増えた事でこれまで道夫のモノローグばかりだった文面が豊かな会話で満ちるように
というか、セリー加入によって実はロクサーヌが全肯定タイプだったと判明した点にはちょっと笑ってしまったよ
そうだよね。よくよく考えなくてもその世界の常識に全く精通していない道夫に対して疑いの目を向けるって、別にセリーが冷たいとかではなくて当たり前の行動だよね(笑)
一方でロクサーヌも何もかも道夫の行動を肯定するだけでなく、セリーの加入によって多少の独占欲や優越性を示すようになったのは少し意外な展開。
これまでは道夫とロクサーヌ2人だけの冒険だったから、道夫の行動に対して何かを語るといった事が少なかったのだけど、セリーに対して自分を「一番奴隷」だと紹介したり食事を分ける順序を気にする描写などからはこれまで見えづらかった彼女のプライドを感じられるようだったね
そんなこの巻で一番笑ってしまったのはやはりセリーに初めての鍛冶をやらせる場面か
本人としては諦めた筈の鍛冶師への道。それは道夫の細工によって出来るようになったのだけど、それを説明するのも面倒。だからって松岡修造ばりの応援で無理やりスキル結晶融合させる流れには笑ってしまったよ