感情タグBEST3
人間もどきへの違和感
評価が低かったので気になって。
これは人間そっくりの人間じゃないものへの違和感とか齟齬とかそんなザラザラした感触を描いてるのだと受け取った。アンドロイドは人間のような悪意はないけれど、善意もない。
人間と同じような対応を想定してると落差がすごい。
という意味ではものすごくリアル路線。
ロボット(アンドロイド)には長らく「不気味の谷」というものが存在していて、人間に近くなればなるほど違和感が強くなる。っていう話に好意と憎悪と依存と思春期の持て余した性欲を盛り付けた物語なのだと解釈した。
登場人物が多いのにとっ散らかってるので、途中でわけわからなくなるけど、物語の最初と最後でキャラクターの印象が変わるのはこの作家さんの持ち味だと思うので、期待して追いかけたい。謎もいっぱい。
まだ尊自身がどうしたいのか悩んでる最中なので、この先の展開は読めないけど、必ずしもハピエンじゃない物語であってもいいかなーと思ってる。
ちゃんと着地して欲しいので期待を込めて⭐︎5です。
匿名
無料かつ表紙につられて読んでみたけど異種間とは違うよねこれ。煽りに使うなら異種間とは。ってもっとちゃんと調べた方が良いと思う。読み終わってからタイトルも違和感しか感じなくなってしまった…。
あらすじに「異種間」って書いてあるのが大変気に食わない。
アンドロイドは人型で人にできる限り似せる研究が行われていて、
世界中で例えば皮膚のリアルさだったり目の瞳孔だったりするものが本当に人間。
脳にはAIを使用することもある。
話すことも歌うこともできる。
実は、国民としての権利を贈呈されたアンドロイドも存在する。
あらすじを書いた人があまりにもアンドロイドを知らなすぎると思う。
「異種」とか「異」という漢字を使うのは
その分野を研究する人に対して侮蔑になることがある。
そして、この作品自体もなんだか暴力的。
他の人気作品のアンドロイド系の話は
楽しかったり明るかったり平和的であったり、
悲しいものであっても感動であったり、
少なくとも描き殴ったような一方的で
読者のことを全く考えていないような粗暴の限りを尽くすような漫画ではない。
読むのは当然推奨しない。