あらすじ
スペースX、グーグル、アマゾン、フェイスブック…は何を狙っているのか?清水建設宇宙開発室、JAXA出身の著者が明かす宇宙ビジネス最前線。「通信」「製造」「流通」「サービス」「金融」「医療」「教育」…地球データは、あらゆる産業と結びつき、私たちの生活・仕事を激変させる!
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Posted by ブクログ
宇宙をビジネス観点でまとめている本(タイトルそのままだけど)。
なんとなく自分の主観だが、「宇宙ビジネス入門」より読みやすかった。宇宙ビジネス入門は網羅的に書かれている参考書・解説書、こちらは網羅的に書かれている読み物という感覚。
ビリオネアたちや起業家たちが、本当に宇宙でのビジネス成立を目論んで参入していることがよくわかった。そして、自分もこの世界の中にいたいなぁと思った。
実際、これから10年20年でコストはどんどん下がっていき、さらに多くの企業や個人が利用できるようになるはず(絶対)で、書かれているように、観光産業、旅行、ホテル、ウェディング、宇宙食、建築・移住、宇宙服(ファッション性含む)、エンターテイメント、輸送(地球内移動含む)、宇宙に行くための訓練(ゼロG/ハイG)や地球上での体験、保険、プロモーションや販促での利用、スペースポートとその周辺の活性化などなど、たくさんの事業が進出して活性化していくのだと思う。そしてさらに、宇宙で得られたものが地球上での同事業にも還元される。
どこにどんな関わり方が自分にできるかわからないけど、臨戦態勢をとっておかねば!
Posted by ブクログ
最近の宇宙ビジネスについて、素人にも理解できる内容で、とても読みやすかったです。インターネットの次は、宇宙なんですね、GAFAのリーダー陣の投資や様々な民間やベンチャー企業が、宇宙関連の新しい技術開発をどんどん進めている点、すごく夢があるしワクワクします。
既に月旅行、火星移住、宇宙エレベーター等々、実現化が見えてきてる感じですねー。ISSのきぼうでの実験から、MOMOロケット発射や、人工流れ星など、日本の技術もすごくいい仕事していて、ぜひ応援したいなと思いました。
青い地球の姿、この目で見てみたーい!
Posted by ブクログ
イーロン・マスク、ジェフ・ベゾスなど宇宙ビジネスを手がけるプレイヤーたちが何をしているのか、分かりやすくまとまっている。20年前は科学の最先端だったが、いまは民間ビジネスの最先端となったことが理解できる。著者の「宇宙ビジネスコンサルタント」という肩書があまり山師っぽく聞こえなくなった時代感すごい。実際どうかは知らんけど。
Posted by ブクログ
タイトル通りだが、宇宙ビジネスの紹介が中心で、技術や衛星通信サービスに関する説明は少ない。
自分は、最近話題のスターリンク等の低軌道衛星による高速衛星インターネットサービスについて知りたくて読んだのだが、宇宙旅行や月、火星探査の話の方が中心であった。