あらすじ
フリーランスが必ず直面することになる「40歳の壁」。「サルまん」でおなじみの竹熊健太郎が40歳の壁と奮闘し、そしてなぜ56歳で起業するにいたったか。田中圭一(『うつヌケ』)・FROGMAN(『鷹の爪』)・都築響一ほか、悲喜交々のフリーランス実録。一生フリーで食べていくためのサバイバル術がここに。
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Posted by ブクログ
竹熊健太郎さんのフリーランス遍歴が語られる自伝的な内容でもあった。オレもフリーランスで確かに40歳から厳しさは感じていて、出版業全体の景気の悪化と厄年せいかと思っていたけど指摘されるようなことも原因だった。
とても面白く引き込まれ、参考になる話がたくさんあった。80年代のフリーランスがとても楽しそうで、過ごしてみたかった。
ただ、フリーランスでやっていくための条件として「妻子なし」を強調されており、確かに一理はあるけど、あまり推奨するのはいかがだろう。
俺は仕事を断ることは滅多にないのだが、合わない人とはは距離を置いて、結果的に好きな仕事しかやっていなかった。だから楽しくやってきたのだけど、その結果ヒットもなく今に至り、ヒイヒイ言っている。一寸先は闇な感じがすごくする。