あらすじ
最先端の脳科学が実証!
“やる気”と“行動”を決定づける
「ドーパミン・コントロール」とは!
すぐやる
こまめにやる
つづける
決める
挑戦する……
一流のアスリートや起業家、
ドクター、クリエイターたちは
これらの難題にいかに
立ち向かっているのか。
そのカギを握るのが
脳内の快楽物質「ドーパミン」。
これを上手にコントロールすることで
「やる気」が上がり、
「行動力」が増す。
「やりたくない脳」を
「やりたがる脳」に
無理なく変える秘訣が
「ドーパミン・コントロール」。
現役の脳神経外科医が
最先端の脳科学に基づいて解説。
すぐに行動を起こせない。
何をしても続かない。
新しいことに挑戦するのに躊躇する。
本書は、そんな人におすすめです。
*目次より
序章 脳がそれを拒否する理由
第1章 ドーパミンこそが行動を決める!
第2章 すぐやる
第3章 こまめにやる、早めにやる
第4章 続ける
第5章 決める、選ぶ
第6章 挑戦する
第7章 怒らない
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
自分の優柔不断さや仕事の遅さ、またなぜやることがあるとわかっていてもやらないのかの理由付けができた。
また、この本でよく出てくる「脳は倹約家」と言った言葉から、常に行動や意思決定にはエネルギーを消費していることに新しく気づくことができた。
自分の意思決定や行動を俯瞰して見れるようになる本だと思う。
Posted by ブクログ
プロスペクト理論
利益を得る場面では「確実に手に入ること」を優先し、反対に、損失を被る場面では「最大限に回避すること」を優先する
バンドワゴン効果
「個人の判断よりも、集団の判断の方が正しい」と思い込んでしまうこと
ドーパミンコントロール
①自己暗示をかける
②スモールステップに分ける
③ドーパミンを分泌させる
①自己暗示をかける
クーエの暗示法
私は毎日あらゆる面でますますよくなっている
リラックスしたときに20回唱える
あなたが何かを行うとき「簡単にできる」と自分自身に言い聞かせなさい。そうすれば、それは本当に簡単になる
②スモールステップに分ける
体を動かす 作業興奮 とりあえずやる
歩く 散歩する
ベータ版をのつもりで始める 完璧を目指さない 満点ではなく、合格点スレスレを目指す
気乗りがしなくてもとりあえず着手する
ツァイガルニク効果
達成された課題より、達成されなかった課題や中断している課題の方が記憶に残る
「決める」「選ぶ」機会を増やし、意識的に決断を行う。その直後に「決断できた自分」を褒める→成功体験に結びつける、ドーパミンが出る
感情が理性的判断の基礎を作っている(アントニオダマシオ、エリオットの例)