【感想・ネタバレ】高田明と読む世阿弥 昨日の自分を超えていくのレビュー

あらすじ

昨日の自分を超えていく――。
ライバルは「昨日の自分」。
他人と自分を比べず、「自分史上最高」を全力で追う。
ただそれだけでいつか自分がなりたいと思う自分になれる。
ジャパネットたかたの創業者・高田明が
いつも頑張っているあなたに伝えたい成長のルールとは。

誰かと自分を比べて息苦しく感じている人、
伝えたい思いが相手に伝わらないと悩んでいる人に。
「人生100年時代」を最後までわくわくと力強く生きるヒントを
与えてくれる1冊。

不遇の時代をいかに過ごし、絶頂のときにいかに慢心を抑えるか。
他人の評価に一喜一憂することなく、ただ、ひたすらに自分の
夢を追い続けるための心構えとは何か。
外見を飾り立てるのではない、内面からにじみ出る人の美しさとは何か――。

ジャパネットたかたの創業者、高田明氏が600年の時を超えて出会った盟友が世阿弥。
能を大成した世阿弥の名言「初心忘るべからず」「秘すれば花」などを
高田流に読み解き、現代人に役立つエッセンスを紹介。

ビジネス誌「日経トップリーダー」の連載「高田明と読む世阿弥」を再構成し、
大幅に加筆。能研究の第一人者、増田正造氏が監修し、初心者も楽しく読めて
内容の濃い解説4編を寄せる。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

【世阿弥と高田明】
・昨日の自分を超えていく
・悩みの99%は悩んでも解決できないもの
・初心とは物事を始めた時の志ではなく、物事を行なっていく中で感じる挫折感や努力のこと。
→今の自分の未熟さ
・昨日の自分より今日の自分
・営業はすべてお客様次第
タイミングや受け方も
→そのためお客様にはどう言ったら伝わるのか意識していくべきである。

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2020年01月30日

Posted by ブクログ

「伝えることから始めよう」に引き続き、高田明氏の著書。
高田氏の考え方を世阿弥に照らし合わせているので、とても面白く勉強になる。

メモ

1.積み重ねる
■現状を受け入れるほか道はない
「平戸じゃなきゃ商売できない」「あのお客様がいなければ利益が出ない」といった特定の考えに固執していたら、環境が変わった時に身動きが取れなくなる。
外部環境に変化が起きたら、「自分でどうにかできること」に集中する。

■昨日の自分より、今日の自分
自分自身の中に課題を見つけ、修正する。
自分でやり続ければいいだけなので、誰かと比較する必要がなく、優越感や劣等感を持つ必要がない。

2.伝える
■相手の心を解きほぐす間
言いたいことを熱弁するだけでは、相手の心までは届かないもの。

■あなたの常識は、誰かの非常識
お客様の気持ちを理解できなかったら、ビジネスは決して成功しない。
仕事、家庭、どんな世界でも離見の見の視点を持ち、独りよがりにならない努力を続けていくことが成長の条件。

■やみくもにオリジナリティーを追求すると空回りする
熟練者がどういう意図で行っているか理解する。
そこで初めて自分なりのアイデアが湧いてくるが、この過程を踏まずにやみくもにオリジナリティーを追求しても大抵は空回り。
先人から、歴史から学ぶ。
ビジネスの世界も同じ。

■自己評価が高くても低くても駄目
傲慢でも謙虚すぎても駄目。
自己評価を正当にできない人は成長できないから。
自分の姿が正しく分かっていると、自分に足りない点を理解し、それを補うための努力ができる。

3.変える
■あなたは誰にそれを伝えたいの?
どこの放送局で流れるのか
流れる時間帯はいつか
見ている視聴者は年配の人か若い人か、男性か女性か
社会情勢
当日の天候
といった前提条件によって効果的な紹介方法は変わる

■相手の期待を越えていく
明かしてしまえば何でもないようなことでも、秘密にしておくことで価値が上がり、効果も格段に増す。

4.つなぐ
■分かる人だけが分かればいいのか
どこで演じようと常に観客を満足させてこそ名人。
幅広い人気がないようでは本物とは言い難い。

■永続に求められるのは、不易流行の実践
不安と期待をはかりにかけて、期待が少しでも不安を上回るならやらせてみる。
新しいことにチャレンジするときに不安は付き物。
やるかやらないか躊躇してしまうことがあったらこの言葉を思い出してみる。

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2018年11月10日

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この本を一読するだけでは、きっと高田さん、増田さんの伝えたかったことの多くは伝わらないだろう。
自らで実践しながら、どこにその能と通じるものがあるのかを考えるときに、この一冊に書かれたメッセージが味わえるはず。

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2020年03月01日

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さっぽろの講演会に行って来ました。ミッション、パッション、アクションで前向きに人生を生きる事を語っていただきました。

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2020年02月10日

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ジャパネットたかたの高田社長が世阿弥を語る1冊。「昨日の自分を超えていく」「秘すれば花」「離見の見」など、仕事、人生へのアドバイスに満ちた言葉たち。高田さんはそれらを自らの仕事と重ねながら語っているので、とても親しみやすい内容になっている。

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2020年01月09日

Posted by ブクログ

世阿弥を読みたかったが、こちらを先に読んでしまいましたが、正解です。いろんな経験に基づいて解説されているので、今の時代にも通用する世阿弥が益々読みたくなりました。高田さんはよく勉強されています。

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2019年05月05日

Posted by ブクログ

高田社長の経営論、プレゼン術と世阿弥芸術論の
意外なマッチ。

世阿弥の入門書としても使える。

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2018年09月04日

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テレビショッピングもしないし、なんかあの番組もそんなに好きじゃないけど、この高田明さんの講演を聞いた時に、この人は本当にすごいって感じました。あの講演は数多く受けた講演やセミナーの中でもピカイチでした。それほど、聞きに来た方の事を思っての講演だったと言う事でしょう。で、世阿弥です。これまたすごく深いです。「我見」「離見」「離見の見」、本当に日々こうしたことを意識して生きていけているかなって思うし、「初心忘るべからず」の本当の意味も深いです。今のこの時に「初心」を感じれるかどうか問われている感じ。

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2018年05月24日

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◯商品が売れた時でも慢心せずに「もっと売り上げを伸ばすためにはどうしたらいいか」「この部分の語りが足りなかった。どんな言葉で伝えればよかったのか」と研究を惜しまない。(41p)

◯その日に取り上げる商品のラインナップが最終的に確定するのは10分前です。(137p)

★監修者の増田正造氏の解説が4編挟まっていて、能の入門書にもなっている。秀吉がそんなに能に執心だったなんて。ギリシャでオデュッセイア?GINZA SIXで3D能?知らなかった。

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2018年04月21日

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・室町時代に能を広めた世阿弥の思想と、
ジャパネットたかたの高田明社長の仕事哲学や経営思想をリンクしながら人生観を語る。
・自己更新、昨日の自分を超えていく、いまを100%
・話すときに間をとる練習をする。
・いきなり発声しない。
・完全に変える必要ななく、少しの変化を加えるだけでもイノベーションは起こる。
・人生は終わっても限界ははい。会社や子供はの継承、自分が死んでも自分の生き様が人の記憶に残れば

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2021年02月23日

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世阿弥の花鏡や風姿花伝に書かれている事を、ジャパネットタカタという現代のケースを交えて解説した本。日常生活の活かし方が分かりやすい。

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2019年03月09日

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世阿弥の事は名前程度でしか知らなかったが、この本を読んで感心させられた。能、そして血筋を後世に残していくための考え方は現代の会社存続と同定義で考えることができる。特に目新しさはないが、過去の賢人から学ぶべきことの多さを改めて感じた。

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2018年06月24日

Posted by ブクログ

人生のどのタイミングでも「その年ごろならでは」の初心が常にあり、中身はどんどん変化していくものだと私は考えています。
他人と比べるのではなく、自分史上最高を目指すのです。

サクサクと読みやすく、シンプルな高田さんの考えが伝わってきたが、後半ボリュームが薄かったのが少し残念。
「監修者の覚書」が読み応えがあってけっこう楽しめた。

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2018年05月29日

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