あらすじ
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※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。
Q&A形式で学ぶことでTCP/IP、ネットワークの基礎知識が身につく
TCP/IP、およびネットワーク全般についての入門書。気軽に読めるQ&A形式で、初心者がもつ疑問に対して分かりやすく解説することで、IPネットワークの知識や体系がわかるようになっている。また、Windowsでのネットワーク情報入手の具体的な操作も一部紹介し、机上の勉強を超えた実践的に把握・活用できるように工夫されている。
※本書籍は、RBB Pressより発行されていた「ここが知りたいTCP/IP FAQ 三訂版」の改題改訂版となる。
第1章 ネットワーク・TCP/IPプロトコル基礎編
第2章 ネットワークインターフェース層編
第3章 インターネット層編
第4章 トランスポート層編
第5章 アプリケーション層編
第6章 ルータ関連技術編
第7章 セキュリティトレンド編
第8章 Windows標準ネットワークコマンド
付録 TCP/IPプロトコルヘッダ情報一覧
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Posted by ブクログ
しかし、ちょっと技術リッチな話になると、何回読んでもよくわかりませんな、この世界は。ま、試験勉強用のにわか勉強だと記憶も定着しないので、定期的に復習する必要はあるので、そういう意味ではよかったかも。
・通信プロトコルを階層化する理由
・他の階層に影響を与えずに各層の改良を行うことができるため。
・ネットワーク操作とトラブルシューティングを容易にするため。
・ベンダー間での互換性を実現する標準インターフェースを定義できるため。
・PPPoEとは?
PPPoEを使うことで、利用者は、電話回線などのダイアルアップ回線を使わずに、Ethernet経由で、直接パソコンとプロバイダ間のPPP接続(ユーザ認証とPoint to Point接続)が行えるようになります。
・セッションとは?
TCP/IPプロトコルの世界では、このように通信を行うために確立する仮想経路(論理的な経路)を「コネクション」、そして、その仮想経路でやりとりされる、通信の開始から終了までの一連の手順(手続き)をセッションと呼んでいます。
・SSHとは?
近年では、TELNETの代わりに、SSHが広く利用されています。SSHは、TELNETと同様に、サーバにリモートログインして、遠隔地操作(仮想端末)を可能にするアプリケーションプロトコルです。TELNETにおける利便性を残しつつも、パスワードやデータを暗号化して、通信内容の漏洩を防ぐほか、データ圧縮により送受信の効率化を図るなどの拡張機能がなされています。
・SNMPとは?
SNMPは、TCP/IPネットワーク上に存在する、様々なネットワーク機器の状態を把握し、トラブルの早期発見や、システム運用の効率化を実現する「ネットワーク管理プロトコル」です。
・NATとは?
NATは、組織内で利用しているローカルIPアドレスとプロバイダから配布されたグローバルIPアドレスを「1:1」で変換する技術の総称です。
・NAPTとは?
NAPTは、プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスを「多:1」でアドレス変換する技術です。
・Proxyサーバとは?
Proxyサーバは代理応答を行うサーバです。つまり、それを介する通信は、IPアドレスの変換処理が施されます。
この性質を利用して、組織内から外部ネットワークへの接続に必ずProxyサーバを利用するようにすれば、各端末からの要求を、全てProxyサーバの送信元IPアドレスに一本化できます。同時に、各端末のIPアドレスを、外部ネットワークに対して隠蔽することができ、社内のセキュリティ機能を向上させることができるのです。
さらに、…ユーザのアクセス履歴を収集したり、URLフィルタリングも可能となります。これにより、組織内からのアクセスを一元管理できるのです。