あらすじ
普通のITエンジニアから、デキるITプロフェッショナルに成長するために、経営学の父ドラッカーから学ぶ50の習慣術です。技術者は会社から「技術」のことは教えてもらえますが、どうやったら「仕事」がうまくいくのかは教えてもらえません。とにかく仕事が遅いと責められる、仕事にミスが多いと指摘される、協調して仕事をすすめるのが苦手など、IT技術者がかかえる悩みをドラッカー流に解決しましょう。本書は、ドラッカーの考え方をもとにITエンジニアに必要なスキル向上のポイント、お客様との話し方、プロジェクトの準備、リーダーの役割など50の項目についてわかりやすく解説しています。ドラッカーの教えを学ぶことで、自分を成長させ、社会に貢献しましょう。
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Posted by ブクログ
チェック項目7箇所。自分が軸にあると、「面倒だ」「早く帰りたい」という感情から間違った判断をしてしまう可能性が高くなります、しかし、それを使う利用者への貢献を考えていれば、利用者のためにテストをやった方が良いかを考えることができます。まずは、周囲の人に「ありがとう」と言ってもらえるように働くことを意識しましょう、それが習慣化できたら、次は上司、顧客、会社というように、貢献する相手を広げていきましょう。技術を学び、専門化すれば専門化するほど、自分の力を発揮するために人的ネットワークを必要とするようになります、人的なネットワークを作るためには、協調して仕事をしていくためのスキルや、正しく依頼を出すためのコミュニケーション能力などが求められます。私たち知識労働者は、お金がもらえるという動機や、叱られるからという動機で仕事をすると、自分の創造性を生かせなくなってしまい、良い仕事はできないということです、逆に自分で選択しながら仕事を進め、より価値ある能力を身につけ、社会へ貢献しようとする志を持っていることが、仕事の成果に大きくプラスに働くのです。ミスを減らすには、ミスを分析することが重要です。強みに集中する。毎日0.3%の効率改善を1年間行うと、1年後には2倍のスピードになるということです、1日8時間の労働時間とすると、約1分半ということになります、1日に、たった1分半の時間を短縮する工夫を一つ考えれば良いのです。