【感想・ネタバレ】ドラッカーさんに教わった IT技術者が変わる50の習慣のレビュー

あらすじ

普通のITエンジニアから、デキるITプロフェッショナルに成長するために、経営学の父ドラッカーから学ぶ50の習慣術です。技術者は会社から「技術」のことは教えてもらえますが、どうやったら「仕事」がうまくいくのかは教えてもらえません。とにかく仕事が遅いと責められる、仕事にミスが多いと指摘される、協調して仕事をすすめるのが苦手など、IT技術者がかかえる悩みをドラッカー流に解決しましょう。本書は、ドラッカーの考え方をもとにITエンジニアに必要なスキル向上のポイント、お客様との話し方、プロジェクトの準備、リーダーの役割など50の項目についてわかりやすく解説しています。ドラッカーの教えを学ぶことで、自分を成長させ、社会に貢献しましょう。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ITエンジニアは高度な専門職であることから始まり、心構え、マネジメントの仕方・考え方などについて広く考えてあった。マネジメント層でなくとも自分の振る舞いなどに応用できそう。

0
2019年11月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

チェック項目7箇所。自分が軸にあると、「面倒だ」「早く帰りたい」という感情から間違った判断をしてしまう可能性が高くなります、しかし、それを使う利用者への貢献を考えていれば、利用者のためにテストをやった方が良いかを考えることができます。まずは、周囲の人に「ありがとう」と言ってもらえるように働くことを意識しましょう、それが習慣化できたら、次は上司、顧客、会社というように、貢献する相手を広げていきましょう。技術を学び、専門化すれば専門化するほど、自分の力を発揮するために人的ネットワークを必要とするようになります、人的なネットワークを作るためには、協調して仕事をしていくためのスキルや、正しく依頼を出すためのコミュニケーション能力などが求められます。私たち知識労働者は、お金がもらえるという動機や、叱られるからという動機で仕事をすると、自分の創造性を生かせなくなってしまい、良い仕事はできないということです、逆に自分で選択しながら仕事を進め、より価値ある能力を身につけ、社会へ貢献しようとする志を持っていることが、仕事の成果に大きくプラスに働くのです。ミスを減らすには、ミスを分析することが重要です。強みに集中する。毎日0.3%の効率改善を1年間行うと、1年後には2倍のスピードになるということです、1日8時間の労働時間とすると、約1分半ということになります、1日に、たった1分半の時間を短縮する工夫を一つ考えれば良いのです。

0
2014年08月08日

Posted by ブクログ

想定読者は、主に若手のエンジニアなのかも。こういう本を読んで分かることは、「とにかくドラッカーという人はすごい人だ」ということです。

0
2017年04月15日

Posted by ブクログ

IT技術者でなくても役に立ちそうな、仕事の進め方。
スキル習得の段階とか、重要度・難易度に応じた仕事の振り方とか、いろいろと具体的でいい。

0
2015年12月03日

Posted by ブクログ

◯何でも良いから目標を決めて、その方向に向かって行動することが大切です。(31p)

◯仕事は小さな仕事の積み重ねと心得よう。仕事を分解し一つ一つを効率的に実施しよう。(113p)

◯自分で品質を確認しなければ、品質が悪いことは、外部からの指摘で明らかになります。すると外的圧力で品質を高めなければいけなくなってしまいます。(127p)

★良い本である。しかし、ドラッカーはあまり出てこない。もちろん成果を上げるプロフェッショナルになることが目的であれば、必ずしもドラッカーでなくてもいいし、他の本からも学ぶべきである。しかしタイトルから受ける印象とは異なった。

0
2015年09月25日

Posted by ブクログ

いまの仕事の仕方などに関する基本を見直すのによかった。
たとえば、緊急の仕事に追われずに、重要な仕事を進めること。
ニーズを意識すること。
仕事を細かく分割して管理すること。

0
2014年09月03日

Posted by ブクログ

 何もドラッガーという冠をつける必要ないと思うのだが、日本人は一つの物を尊重しすぎてその裏にあるものに目がいかなさすぎる。この本も読まれて何ぼであり掲げたのだろうな。

 IT技術者だけでなく多くの社会的企業にも必要な習慣がまとめられているのでこれを一つ一つ実践していけば人並みには活躍できるだろう。

 リフレクションシート

0
2014年07月29日

Posted by ブクログ

著者がITエンジニアはドラッカーの教えに通ずるものが多いということでこちらのタイトルに。
ITエンジニアは技術だけでなくコミュニケーションも非常に大事です。

0
2019年06月12日

Posted by ブクログ

とても久々に仕事に関する本を読んだ。
この本の著者は、デージーネットという会社の代表取締役。Unix/Linux周りに明るい人らしい。IT業界は幅広いので、よく「この本に書かれていることは自分でも当てはまるんだろうか?」と考えたりする。今回はどうだろう?

ざっくり書かれていたことを思いつく限りでまとめてみる。
・労働のタイプには、肉体労働・単純労働・知識労働の3つがある。SEは知識労働に当たるが、知識労働は感情の影響を受けやすい。「疲れた、帰りたい」という思いから「これで問題ない。何とかなる」という誤った判断をしてしまったり。
 →自分を軸にしてしまうと、そういった考えになりがち。他者への貢献を考えれば、どうするのが正しいかを考えることができる。

・とりあえずの目標を立てる。それを達成するための行動を習慣化する。

・仕事を分解する。理想は15分や30分単位まで分解する。まず計画を立ててから、作業に入るようにする。

・自己主張のスタイルには、服従型、攻撃型、アサーティブ型の3つがある。
 →自分は服従型だろうなと思う。はっきりと文章で書かれていると、自分にも当てはまる特徴を省みることができる。

0
2018年07月08日

Posted by ブクログ

同じことが繰り返し書かれている感じがあったが、IT担当者なら、何となくイメージができることが多かった。
ドラッカーさんの教えは、知的労働者に当てはまる。
そして、システム担当者は、まさに知的労働者なのだから、その教えを活かせば、自ずと成長できるし、生産効率も上がるだろう。
時間マネージメントが一番大切というのは、誰にとっても、どの職種にとってもそう。
まずは、時間の使い方の見える化からスタートしないと!

0
2018年03月07日

Posted by ブクログ

すごいソフトウェアを、
IT技術者が一人で開発して、
維持し続けることなんてことはない。

オープンな世界で競争しながら、協調するために、
必要なことをドラッカーは教えてくれているのかもしれない。

(以下抜粋。○:完全抜粋、●:簡略抜粋)
○不得手なことの改善にあまり時間を使ってはならない。自らの強みに集中すべきである。まったくの無能を平均以下の水準にするには、一流を超一流にするよりも、はるかにエネルギーと努力を必要とする。「明日を支配するもの」(P.68)
○ここで言う強みとは、「得意分野」とは少し違います。私は、自分が仕事で成果を出しやすい特性や成果のことだと考えています。(P.70)
○「強み」というのは、「得意分野」のことではありません。したがって、「強みに集中する」というのは「苦手な分野の仕事はやらない」ということではありません。(P.72)
○時間管理の基本は、時間を記録することです。(P.100)
○生産性向上は、仕事を分解し、分析し、組み立て直すことによって実現できる「プロフェッショナルの条件」(P.126)
○チームの雰囲気を作るために、リーダーは自分のビジョンを口に出して語りましょう。私は「頑張っている人が報われるチームにする」とか、「計画性を持って仕事をして、残業が少ないチームにする」ということを伝えています。伝えなければ、絶対にそうなりません。(P.254)

0
2017年10月24日

Posted by ブクログ

IT開発・運用チームをマネジメントするうえで必要な考え方やアイデアが体系化されていてどれも頷ける内容ばかりだった。新卒入社した会社で、自分がリーダーになったらこういうふうにやってみようと思っていたことがけっこうあったけど、それに近い内容もかなり網羅されていた気がする。
ただ、今リーダーになってみて、ここに書いてあるやるべきことのほとんどが取り組めてないという状況にある。
ポジションが中途半端なのと組織が小規模すぎるというのもあるけど、何より大きいのはむかつく、嫌だ、被害妄想といった負の感情があまりにも先行してしまうこと。結局、こういった感情的問題をクリアできないと実践まで持っていけなさそう。もう少し大きいチームになっていけばこういうくだらない問題とは別れられる気もする。

0
2015年05月11日

Posted by ブクログ

IT企業の経営者であり、IT技術者の教育にも携わっている著者が、経営の父と呼ばれるドラッカー氏の教えを元にIT技術者に必要な50の習慣をまとめたもの。

1章 スキル向上
2章 生産性向上
3章 コミュニケーション力アップ
4章 成功するプロジェクト管理
5章 よいリーダーシップと育成

よくあるいわゆるハウツー・自己啓発本ですが、著者自身の経験した具体的な例に沿って書かれているのでイメージしやすくわかりやすいです。
自分的には生産性向上の部分が良かった。実践するのは難しいけど仕事の分解と時間泥棒の発見は大事ですね。

0
2014年07月13日

Posted by ブクログ

ドラッカーっていうのをあまり感じさせないくらい、思ってたよりも具体的な行動例で書かれていてわかりやすかった。最後の『求められる勇気と倫理』は、どの職業にも当てはまるけど、ほんと当たり前のようで難しいと思う。

0
2014年05月15日

Posted by ブクログ

20140305 プロヘッショナルとしての心がけをわかりやすく解説している。若い人にお勧め。基礎が大事です。

0
2014年03月05日

「ビジネス・経済」ランキング