【感想・ネタバレ】ものするひと 1のレビュー

あらすじ

柴崎友香(作家)「生活と、書くこと。世界と、言葉で遊ぶこと。絡みあって、隙間があって、移り変わっていく。
ひそやかに楽しくて、ひりひりと幸福で、ずっと読んでいたい」

姫乃たま(地下アイドル)「ああ、『滋味掬すべき作品』ってこれのことだったんだ」

雑誌の新人賞を受賞後、警備員のバイトをしながら、小説を書いている杉浦紺(30)。
“先生”でも“天才”でもない、若き純文作家の日常をのぞいてみませんか?

◎巻末対談 「ものするひとたちのリアリティ」 滝口悠生(作家)×オカヤイヅミ

もの・する【物する】ある動作をする。ある物事を行う。「言う」「食べる」「書く」など種々の動作を湾曲にいう語。(『広辞苑』第七版より)

綿矢りさ、朝井リョウなどの人気作家15人に、理想の「最期の晩餐」を聞いた話題作
『おあとがよろしいようで』のオカヤイヅミ、初のオリジナル長編作。

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Posted by ブクログ

おお〜〜おもしろい。今どきの作家たちの生態って感じで興味深かった。「たほいや」やりたい
こういう作品を読んで話し合える友達ほしい。

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2020年09月10日

Posted by ブクログ

主人公が小説家でポメラ使いというところに惹かれて、発売日に買いに行った漫画。
生活と文学の絶妙なバランス感が保たれた作品で、リアリティがある。
言葉や文学に興味がある人には刺さるのでは。
作中にでてきた、たほいやをやってみたいのは私だけでないはず。

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2018年03月11日

Posted by ブクログ

アルバイトをしつつ小説を書き続ける30歳男。
ものすごい展開はなかなか起こらないけれど、
ことばに引っかかり、ことばを想い、ことばに遊ぶ。
誰も知らないのに辞書の片隅に確かにあることば、
誰でも知ってるのに意味が広がりすぎて実態不明なことば。
ことばってほんとに不思議なもので、
没入して考え始めたらどんどん深く広くなっていく。
細かなことばに想いを馳せるうちにも、
日常は淡々と過ぎ去っていく…。
不思議な読後感を持つ物語です。次巻以降にも期待。

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2019年06月24日

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