あらすじ
世界に冠たる洋酒メーカー“サントリー”創業者・鳥井信治郎。優れた経営感覚と湧き出るアイディア、それらを実行する行動力と、「スコッチに負けないウイスキーを」という執念が数々の銘酒を生み出した。赤玉ポートワインから、サントリー・オールドへ、現代に通じる鳥井イズムを伝記文学の第一人者が生き生きと描き出す。大阪に生まれ、一介の奉公人から身を起こした男の物語。
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Posted by ブクログ
最近お気に入りの「白州」には、信治郎さんは関わっていないのですね。私がおかしいのでしょうが、「山崎」は飲めないのに、白州は大好きなのはなぜか。
見かけばかりで味はいまいちと思っていたサントリーのプレミアムモルツがとっても美味しいと知ったときの驚き。京都駅の「八条ダイナー」の八条ビールの美味しさに心奪われる自分。
いろいろよくわからなかったことが、「選択と集中」、「本物を求める探究と、経営を維持し、製品を大衆に広める商売」のはざまでのゆれうごきなど、なんとなくわかった気がした。