あらすじ
芸能人の寮に寮母として再就職した紘輝。綺羅星のようなイケメン住人の中、一人だけ紘輝に冷たい彼こそ今をときめく若手俳優・清春だった。芸能界にうとい紘輝は清春を単なる外面がいいだけのイヤミな男とバッサリ。これから寮でずっと一緒に暮らすのかと最初はうんざりしていたが、寮に住む縁起のいい猫がきっかけで喧嘩するほど仲がいい関係に。その後紘輝の作るごはんで胃袋をつかまれた清春との距離は友達以上になってきて!? 電子限定書き下ろしSS収録!! 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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柔らかな光を感じる
他人の人生の重要な分岐点に自分が関わっていたら?時を経てその事実を知ったら?自分の心の大切なものが、他人にとっても大切なものとなっていた。この偶然が作品の中に柔らかく暖かな光をもたらします。感無量。後日談でドラマの音楽も注目されて、お父さんの作品がもっと評価されるエピソードがあればなぁ。
Posted by ブクログ
テンポも良くて面白かったです。二人の気持ちが近づいてくのも楽しくて、ほのぼのでとっても気に入りました。胃袋から掴んだ感じですが、どっちも負けん気が強くて、あのピアノの曲の繋がりかたはとっても良かったです。
予定調和な設定
この攻めと掛け合わせるならこういう受けですよね、というのはわかりますが、受けのバックボーンが見えないので、攻めのためにつくられた受けという印象でした。
そういうのが随所に見られたので、もうちょっとスマートに話をつくってくれないかな…と思いながら読んでました。
攻めと受けが恋愛してる感じが描写されているのは好感が持てますが、攻めがこんなに受けを溺愛するとは思いませんでした。
最初に登場したときともはや別人では? というか、人のもの壊したら謝りましょーよ…。
そのくせ仕事にはストイックとか人物像がちぐはぐ過ぎる…。
攻めに限らず主要キャラは全員仕事に真面目、という押さえておいたほうがいいポイントは妙に押さえてるから余計にちぐはぐさが目立ちました。
基本的にどっかで読んだことあるなこういう展開、というのが目白押しです。
それが悪いんじゃなく、むしろそれで良いと思いますが、もっとうまく話つくってほしいとひたすらに思います…。
攻めはいろいろあって前の事務所を辞めたそうで人間不信という話でしたが、それは攻めの根幹に関わるだろうにまったく説明なし。
人間不信だから、最初受けを生け簀かないと思っていたのかと思っていたので、結局何で受けを生け簀かないと思ってたの?と謎が残るばかり。
しかも後半は人が変わったように受けを甘やかすから何なんだ…て気分でした。
キラキラアイドルと寮暮らしとか、ふつうにおもしろいと思いますがひたすらに作家さんの創作方法と私が合わなかったのかもしれません。