【感想・ネタバレ】子どもの才能を伸ばす最高の方法モンテッソーリ・メソッド―――「自律した子」の育て方すべてのレビュー

あらすじ

藤井聡太八段二冠(王位・棋聖)が、幼少時に受けていたことで注目を集めた、
「モンテッソーリ・メソッド(教育)」。

Google 共同創業者、ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリン
Amazon.com CEO、ジェフ・ベゾス
Facebook創業者、マーク・ザッカーバーグ
経営学者、ピーター・ドラッカー
元米大統領、バラク・オバマ
ビル&ヒラリー・クリントン
俳優、ジョージ・クルーニー
歌手、テイラー・スイフト
など、このメソッドで育った人たちがさまざまな分野で活躍しています。

■「モンテッソーリ・メソッド」で育つと、
・得意分野の発見と追求ができ
・驚異的な集中力と粘り強さ
・柔軟な発想力と実行力
・諦めない気持ちと問題解決力

などが身についた「自律した人」になると言われます。

なぜ、「モンテッソーリ・メソッド」で、
このような力が身に付くのか。

東京・原宿で、約45年続く保育施設「モンテッソーリ原宿子供の家」教師が、
多くの親が知りたい「モンテッソーリ・メソッド」のすべてを、
わかりやすく解説します。

・家庭でできる「モンテッソーリ・メソッド」
・モンテッソーリ園で子どもたちがやっていること
・2~6歳の具体的なプログラム
・モンテッソーリ・メソッドで育った元・子どもたちへのアンケート
・モンテッソーリ園に子どもを通わせている親の声
・モンテッソーリ教具の選び方

また、多くの人が高い関心を寄せている、
小学校以降の「モンテッソーリ・メソッド」について、
触れているのも特徴です。

わが子の才能を伸ばし「育ちを支える」、さまざまなヒントが満載です。


■目次

●第1章 モンテッソーリ・メソッドで育つとどんな大人になるのか
モンテッソーリ・メソッドで育ったイノベーターたち
モンテッソーリ・メソッドでどんな人が育つのか など

●第2章 子どもの才能を伸ばすモンテッソーリ・メソッドとは

●第3章 子どもが育つ「環境」を整える【家庭編】

●第4章 子どもが育つ「環境」を整える【子供の家編】

●第5章 小学校以降のモンテッソーリ・メソッド

■著者 堀田はるな
モンテッソーリ原宿子供の家・モンテッソーリすみれが丘子供の家教員、保育士。
結婚を機に、教育の道へ転身。
2016年NPO法人東京モンテッソーリ教育研究所付属教員養成コース卒業。

■監修 堀田和子
モンテッソーリ原宿子供の家・すみれが丘子供の家園長。
NPO法人東京モンテッソーリ教育研究所付属教員養成コース主任講師。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

長男が2ヶ月の時に読みました。
子育て中の今、インスタグラムで特に目に入ってくるのは子育てアカウントの主婦たちの投稿。「おうちモンテ」と銘打って、こぞって家庭で行うモンテッソーリ教育をとりあげています。
しかしそもそもモンテッソーリ教育とはなんなのかと言うところがわからずにいました。
この本を読んで、その教育の特徴がしっかりわかりました。

著者が運営する「子供の家」での取り組みを中心に紹介しています。また、家庭での子供との関わり方についても述べられています。
一方、施設での教育を受けられない場合、いわゆる「おうちモンテ」のために家では実際何をすれば良いのか、どんな教具が必要か、といった具体的な部分までは踏み込んでいないのでその辺りは別の本で勉強する必要がありそうです。

以下は重要と感じた部分のまとめです。
------
大前提は、「学びの主体はあくまで子どもである」こと。

3つの基本
・子どもをよく観察して、気持ちに寄り添い他人と比べたりせずに自主性を最大限サポートすること
・子どもが本来持っている「自分で生きる能力」を伸ばす体験ができる「環境」を整えること
・特定の機能を成長させる特別な感受性を持つ「敏感期」に合わせた関わりをすること

教具は5つの領域で用意されている。
日常生活の練習、感覚、数、言語、文化

教育を施設で受けている場合は、教具を家庭で用意する必要はない。

家庭での関わり方のポイント
・子供が集中してる時は邪魔しない。何を書いているの?など声をかけてしまいがち。
・手を使うことはすべての始まり。たくさん手を使う習慣をつける。
・できることが増えるに従って精神的に自立する。
・子どもが自分でできることはさせる。手伝ってほしいと言ってくるまでは手を出さない。察して欲しそうな顔をしていたら手伝って欲しいなら言ってね、という。
・子どもは大人が使うものに興味を示す。子供用には子供が使いやすいもので、大人と同じ素材のものを。
・「共感」は大事なコミュニケーション。なんでも、すごいね!と褒めるのではなく、満足そうにしていたらにっこり笑いかけるだけでいい。
・少し手伝えばできそうなときは、言葉で指示するのではなくそっと手を添えてあげる。
・問題や答えを親が一方的に提供するのではなく、自分で活動を展開できるように促す。

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2021年01月17日

Posted by ブクログ

モンテッソーリメソッドについては既にいくつか本を読んできたが、こちらは具体的な教材の使い方や子どもとの関わり方にも言及しており、興味深かった。

以下メモ
◆子どものなぜなぜ?には、答えじゃなくて共感するだけでいい。理由を知りたそうなら、図鑑で一緒に調べるなど、納得する答え見つけを手伝うだけ。
◆子どもが育つ課程で凹凸ができるのは当たり前。大人が先読みして足りないもの探しをするより、子どもが今興味あることに共感して一緒に楽しむ
◆3ー6歳 感覚の敏感期。感覚器官を沢山使う。芸術的センス、色彩感覚、音への鋭い感覚、微妙な違いのわかる味覚はこの時期の経験によって育つ。
◆子どもと同じ目線で共感する。子どもの気持ちの程度に合わせる。子どもが頑張った気持ちになっていないときにほめても響かない。むしろ褒められるからやるという気に。
◆ネガティブよりポジティブな言い方の方が受け入れられやすい。
◆ダメを伝える際は、短く完結、具体的、穏やかに。
◆社会で自由でいるためには、さまざまな社会性を身につける必要がある。好き放題=自由ではない。
◆自分の五感を沢山使って感じる。世界への理解へ。テレビは実体を伴わないため不完全。
◆体験を通して概念を習得する

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2020年08月07日

Posted by ブクログ

自分が小さい時に受けていたら良かったなと思う。子どもには家庭でできる範囲でモンテッソーリ教育を実践したい。体系的に分かりやすい本でした。

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2019年06月29日

Posted by ブクログ

モンテッソーリについての入門書。
すごくわかりやすかった。

こどもの力はすごいのに、なんで、扱いやすくするために制限をかけながら育てなきゃいけないんだろう…と、今の日本の教育について考えた。

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2019年06月24日

Posted by ブクログ

モンテッソーリ教師の12の心得
1環境に心を配る
2境遇や物の取り扱いを明快正確に示す
3子供が環境との交流を持ち始めるまでは積極的に交流が始まれば消極的に振る舞う
4探し物をしている子や助けの必要なこの忍耐の言動を見守ってあげる
5招かれたら答えていく
6招かれたらよく聞いてあげる
7子供の作業を大事にし中断や質問を避ける
8間違いを直接的に訂正せずに間違った子供を尊重する
9休んでいる子供や他人の作業を見ている子供を無理やり読んだり作業を押し付けたりしない
10作業拒否する子供や知らない子供間違っている子供にはたゆまず作業に誘い続ける
11点し探し求める子供にはそばにいることを感じさせ見つけた子供には隠れる
12作業が済んで快く力を出し切った子供には沈黙のうちに喜びを感じさせる

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2018年03月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

モンテッソーリ教育で周りの人間がどうやって子供に接したら良いかが書かれていた。
具体的にこの活動をしろというよりは日常生活でどのような形で接するかが多かった気がする。

子どもが不思議に思ったことには共感し、すぐに正解を伝えない。どうしても知りたいときは後で図鑑などで調べる。
子供の自主性を最大限サポートする
→環境と道具を整えて活動に没頭し始めたら見守る。集中している時には話しかけない。
ありのままを受け入れる
→子供の興味があることを一緒に楽しむ
失敗と学びを経験し、諦めない強い心を育む
→先回りして失敗しないようにサポートするのではなく、失敗した時にどうしたらいいかを伝える
とにかくたくさん手を使う
→お手伝いなどで手を使う機会を増やす

敏感期にもとづいた関わり方
・イヤイヤ期
 秩序感
 →秩序ある行動を好む。何かを整列させたりいつも同じ場所に同じものがあるのが好き。
・3-6歳
 手を使って遊ぶのが好き
・4歳ごろまで
 体を動かしたいようにコントロールする
・6歳ごろまで
 爆発的に言葉を習得

親がすべきこと
・子どもが扱えるものを用意する
 通学バックは斜めがけ、ボタンで開け閉めできるもの
・なるべく本物を用意する
・子供に選択させる
・物の置き場所を決める
・持ち物を整理させる
・ルーティンで自主性を育てる
・褒めるより共感しよう
・お手伝いしてもらおう
・ダメなものはダメと伝える(途中でいいよとは言わない)
・テレビやスマホは時間を決めて、長く見せない

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2023年09月21日

Posted by ブクログ

敏感期という概念を知れたことが一番大きかった。家のことを理解するために少しの変化も嫌う時期があること。同じ行動ばかりを繰り返す時期があること。段階を追って理解を深めていくのでそれに寄り添ってあげることが大事なこと。子供は整理整頓された家が好きということ。
大人にとって理解できない行動があるということを理解しているだけでも、育児に対するハードルが下がる気がします。

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2023年03月21日

Posted by ブクログ

モンテッソーリ教育について、網羅的に知識が得られる書籍。
著者の堀田はるなさんは、モンテッソーリ原宿子供の家で保育士をされている方ですが、20年近くビジネスの世界でお仕事をされてきたという異色の経歴の持ち主。
他のモンテッソーリ系書籍と比べて、少しビジネス書っぽい構成・記述が見られるのもそうした影響かもしれません。
非常に論理的で整然と書かれているので、とても読みやすかったです。

■こんな人におすすめ
・モンテッソーリのことを体系的に知りたい方
・挿絵や図表よりも文章で理解したい方
・モンテッソーリ書籍2冊目以降の方

歴史・起源の話から、具体的なおもちゃの話まで広く書かれていますが、読む人にとっては小難しく感じたり、勘所を掴みにくいと感じる方もいるかもしれません。
ですので、一度入門書的な簡単な書籍を一冊読んで、イメージを付けてから本書を読むと、尚理解が深まると思います。

■要旨、私なりの解釈

本書の1番の勘所は、子どもの「敏感期」といわれる「ある特定の機能を成長させるための特別な感受性を持つ時期」を4つ明記し、それぞれの時期に、子どもにどういう特徴が見られ、親が何をすべきかを記述してくれている点です。

4つの敏感期
(1)秩序の敏感期(所謂、イヤイヤ期)
(2)感覚の敏感期
(3)運動の敏感期
(4)言語の敏感期


(1)秩序の敏感期(所謂、イヤイヤ期)
①時期 2〜3歳頃
②要点 
この時期の子どもは、物事の順番ややり方がいつもと違うと劣化の如く怒り、いつもの場所に決まったものがないと不安になる。
子どもが安心するのは、いつも同じ結果になると分かっている遊びや、いつもと同じ学校に通うこと、同じ手順で出かける準備をする事など。
この時期に内面の秩序感がしっかり育てば、精神的に落ち着いた子どもになる。
そういうものだと親が理解して子どもと接することで、親子共にに無用なストレスを感じなくて済む。

(2)感覚の敏感期
①時期 3〜6歳頃
②要点
この期間に感覚器官を沢山使って、その機能を洗練させれば、子どもの世界が広がる。
芸術的センスや色彩感覚、音への感覚、微妙な味の違い等は、この時期の経験によって育つ。
見る、触る、手を使う、聴く、食べる経験を沢山やらせてあげる。

(3)運動の敏感期
①時期 〜4歳半頃まで
②要点
走ったりはしゃいだりと体を大きく動かす粗大運動、腕や手を動かす運動、指先を動かす微細運動という3つの運動の機会を沢山与えることで、エネルギーの出し方や筋肉の動かし方を覚える。

(4)言語の敏感期
①時期 〜6歳頃まで
②要点
人の話す言葉を繰り返し真似ることで語彙を増やしていく時期。
子どもと積極的にコミュニケーションを取るとともに、日常の言葉遣いにも配慮する。


■その他、タメになったトピック
・子どもに選択させ、主体性を育む。
例えば、二択まで親が絞って最後は本人に決めさせる等。

・ダメなものはっきり伝える。
「〇〇だからダメ」ではなく「〇〇するのが良い」というポジティブな言い回しに。
そして、子どもが「嫌だ!」と言っても折れない、親の態度の一貫性が大切。
ブレることは最も良くない。

・TVやスマホの使い方
映像を見るという行為は、一方的に情報を受け取るだけなので、せっかくの敏感期には勿体ない。
理想は、TVやスマホは家族で一緒に見て、親が子どもと一緒に楽しんだり、感想を話したりするのが良い。
どうしても家事をする間に見せるのであれば、見る番組や時間を決めて、ダラダラ見せないこと。
見なくて良いなら、見ないに越したことはない。

・大人のスマホの使い方
子どもと一緒にいるときにスマホは使わない。
子どもの目をしっかり見ること。
子どもはこちらを向いて欲しいと切に願い、大人の注意を自分に向けようと必死。
しかしそれが何度も空しい結果に終わってしまうと、ついに諦めてしまい、その後取り返すことは難しい。
どうしても使わなければならない時は、子どもに一声かけてあげること。

■最後に
モンテッソーリって何なのか?
どういう経緯で日本に入ってきたのか?
自宅で何をすれば良いのか?

本書ではこれら全てについて体系だってに解説がなされていて、網羅的にモンテッソーリ教育を知るにおいては、良書と言えます。

ぜひ読んでみては。

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2022年09月05日

Posted by ブクログ

prime readingにあったので読みました。

私が一番やってしまいそうな、
「先回りはやってはいけない」について、どうしてそれがよくないのか理解することができました。

いわゆる家庭で取り入れられそうな【おうちモンテ】のヒントがたくさん書かれていて、とても勉強になりました。

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2022年01月30日

Posted by ブクログ

教具の具体的な意図や使い方を知れた。実生活で参考にするのは難しいが、生活の中での養育者の関わり方として心の持ちようは参考になった。

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2021年06月09日

Posted by ブクログ

子供の能力教育に対して、モンテッソーリメソッドと言う概念を学ぶことのできる1冊。モンテッソーリメソッドの3つの基本として、1子供の自主性を最大限にサポートする。2生き方の基礎となる体験を提供する。3敏感期に基づいた関わりをする。

自分で選ぶと言う事はそれだけの責任を自分で取ると言う事適切なリスクを取れると言う事は自立した人間になると言うこと。

世界を変えるようなイノベーションは突然生まれるわけではない自分でやりたいことを追求し研究したいと思う時、それを仕事にして自分の道を切り開いていこうと決意する時から生まれるはずです。そしてこの時に助けになるのは、自分の精神がどれだけ自立、自律しているかです。

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2021年06月05日

Posted by ブクログ

モンテッソーリ教育について、具体的な内容を知ることができた。
特に「考え方」について知れたのは良かった。

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2020年12月12日

Posted by ブクログ

以前から気になっていたモンテッソーリ・メソッドについての本を本屋で偶然見つけたため、購入して読んでみた。既存の教育を問い直す非常に参考になる方法だと改めて感じた。家庭での工夫についても言及があり単なる施設紹介に留まっていない。読みやすい筆致で書かれているので、サクサクと読むことができた。筆者がビジネス畑出身のため、メソッドの効果がビジネスの側面に偏っているのが残念だが、興味深いメソッドを平易な文章で紹介してくれた本書に感謝したい。

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2020年11月01日

Posted by ブクログ

「お母さんの敏感期」を読んだ後のため、その時ほど大きなインパクトはなかった。
以下気になった箇所。

◆考え方
・「自立」
 他の助けを受けずに独り立ちすること
・「自律」
 他からの支配や援助を受けず、自分の行動を
 自分の立てた規律によって行うこと
・「自律した精神」「やりたいことの発見と追求」
 「柔軟な発想力と実行力」「粘り強さ」

◆教え方
・子どもの自主性を最大限にサポート
 → 最初の試練は「必要以上に手を出さず、子どもが自分でやるのを気長に見守ること」

・環境を整えることが大事
 →今必要としている道具を用意する
 → 大人と一緒に行った活動をスタート地点に、自分自身の発想で活動を転換する

・子どもの「好き」に気づく
 → 「努力」は「好き」にはかなわない

・集中しているときには邪魔をしない
 → ちょうどいいころ合いを見計らって「お手伝いしようか?」と声をかける

・ダメなものはきっぱり指摘する
 ①「なぜだめなのか」理由を伝える
 ② 親の態度に一貫性をもつ

・異学年交流
 →「人と同じで安心」という感性は存在しない

◆幼児期以降のモンテッソーリ教育
・「 6〜 12 歳」「 12〜 18 歳」「 18〜 24 歳」のプログラムが存在する

・「 6〜 12 歳」論理的思考の敏感期
 →欧米では小学課程でも同メソッドの学校は存在
 →興味のあるテーマを選んで詳しく調べる
  自分なりの考察を加えて発表、議論する
 →実体験を伴う

・日本の小学課程
 →知識の詰め込み
 →子どもと情報との間に「興味」という接点がなければ、覚えたところで役立てられない

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2020年10月29日

Posted by ブクログ

原宿にあるモンテソーリ子どもの家の教育について述べられている。体験を通しながら自立の基礎を養う。子どもが自分でするようになるために大人が環境を用意してあげる事が大切である。

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2018年11月04日

Posted by ブクログ

モンテッソーリ・メソッドがもたらしてくれたもの、それは生きる上で必要な基本的な知識をしっか。体得することでした。

メソッドの本質:何をどのように行うかを自分で決める

メソッド三つの基本
①子どもの自主性を最大限にサポートする
②生き方の基礎となる体験を提供する
③「敏感期」に基づいた関わりをする

小さなうちから子供どもが「毎日」「できるかぎり」「たくさん」手を使うように習慣づけてあげることです。

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2018年07月06日

Posted by ブクログ

敏感期真っ盛りの息子への対応のヒントが得られました。

今日から導入したい3点
・ダメを伝えるときは、あえてポジティブな表現で伝える
・お手伝いは子供ができる作業に分解し、一緒にできるよう促す
・得意分野は年齢に関わらず先に進める

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2018年07月03日

Posted by ブクログ

子育て本で、以前からモンテッソー教育は気になっていたので、一読。基本的なスタンスは、自分で選ばせる、好きなことをとことんやらせる。そして、そのための環境を用意する。ということ。小学二年生の頃、通常の科目とは別に科学という授業があったけど、仮説や実験をしてとても楽しかったなぁ、と思い出した。子どもには、好奇心を追求できる環境を用意してやりたい、と思った今日この頃。

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2018年06月17日

Posted by ブクログ

モンテッソーリ教育をしている園の保育士が、モンテッソーリ教育について書いている。モンテッソーリ教育の概念については触れられているが、詳細は一般的な教育の本と書いていることは変わらず、目から鱗な情報は少なかった。

・こどもの気持ちを置き去りにして何かを「教育」するのは親のエゴ
・こどもが手伝ってと言ってくるまでは手を出さずに本人にやらせる。
・少人数制の園は発言の機会が多い

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2023年07月24日

Posted by ブクログ

モンテッソーリメソッドを取り入れた、子どもとのコミュニケーション方法を記した本はいくつか読んできたが、実際にモンテッソーリ教育で使用される教具やその使い方、目的について記載された本は初めてだった。
発達の段階に合わせた教具があり、子どもは自主的に選択し学ぶ。自主性を育てるということに重きを置いている分、先生の子への関わり方や距離感が難しい。モンテッソーリ教育を謳った園を選ぶ際は、毎日自由時間がどれだけあるか、有資格者の人数を参考にするとよい。

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2023年05月12日

Posted by ブクログ

モンテッソーリ教育は素敵な教育だと感じた。
子供に実践していこうと思います。

子供主体で親はあくまでもサポート
そのままの我が子を受け入れる
凹凸があるのは当たり前
個性を尊重してあげようと思う

私ができる事は環境づくり

整理整頓ができてないのでしっかり子供にもわかるようにしていきたいと思いました。

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2021年07月10日

Posted by ブクログ

藤井聡太棋聖やGAFAのCEOなど、名だたる天才を産んだ、モンテッソーリメソッドの本。導入止まり。この本だけでは実践は難しいですね。

手当たり次第、モンテッソーリ本に当たってみようかな。

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2021年01月20日

Posted by ブクログ

アマプラで無料のため、以前から興味があったこともあり購入。
前半部分をじっくり、後半は流しながら読み終えました。
私みたいにモンテッソーリってなーに?という人には良い本だと思う。
子育てに取り入れたい、心掛けたいと思うところが結構ありました。

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2020年10月23日

Posted by ブクログ

モンテッソーリ教育についてわかりやすく書いてあった。


----------以下メモ----------

子どもが本来持っている自分で生きる能力を伸ばすか、伸ばさないかは生まれた後の環境にかかっている。

苦手なものに向けた努力は好きのパワーにはかないません。

子どもがチャレンジできるようになるには、親が彼彼女をまるごと肯定してあげることが一番

子どもの誤りに気づいても、努めてそれを直接的に訂正しないようにする

小さなうちから子どもが毎日できるかぎり、たくさん手を使うように習慣づけてあげる

〇〇だからだめ、よりも、〇〇するのが良いというポジティブな言い換えに変える工夫

理科 学術用語に触れる

秩序の敏感期 2〜3歳
感覚の敏感期 3〜6歳
運動の敏感期 4歳半ごろまで
言語の敏感期 6歳ごろまで

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2020年05月20日

Posted by ブクログ

モンテッソーリの本はこれが2冊目で、だいたいの内容は理解したつもりでいたが、良かれと思ってやらせていたことが、親のエゴになってしまっていたことや、大人目線で褒めるよりも子供の気持ちに共感してあげるほうが良い影響を与えること、子供にとってテレビから受け取る情報は実態を伴わないこと等、改めて気付かされることがいくつかあった。
後半は教具やスクールの紹介がほとんどで退屈だったが、この本を読んだことで、子供との接し方を見直す良いきっかけとなった。

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2020年02月07日

Posted by ブクログ

日本でのモンテッソーリ教室の様子と先生が考えていくることの概要が解説されている。
先生は、自らが子供の環境因子であることを意識する、というのは気づきがあった。親子でそれくらい客観視できたらなぁと。

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2019年07月21日

Posted by ブクログ

入門書。何となく全体像が見えました。敏感期というのは押さえておかなければと思いました。実際にはイヤイヤ期を目の前にするととてもそんな余裕はないというのが正直なところですが。。。

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2019年06月05日

Posted by ブクログ

幼児期の教育に焦点を当てて書かれている本で、読み終わってすぐに妻にも勧めた。反省すべき点としては、子どもの自主性を重んじる声かけを意識して行なっていなかった点、子どもの感覚器を存分に刺激させるための環境を与えていなかったこと。というかそもそもしっかりと向き合う時間を十分に確保していない。選ばせる、認める、共有する、疑問をもつ、目を見る。大切な我が子のために、もっと勉強するのではなく、もっと一緒にいる時間をつくることの方が大切なんだなあ。

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2019年05月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今話題の藤井くんも取り入れていたということで、どんなものなのか興味があり読んでみた。

モンテッソーリメソッド三つの基本
①子どもの自主性を最大限にサポートする
子どもの気持ちに寄り添う、集中しているときは邪魔をしない、否定をせず肯定する発言を、
②生き方の基礎となる体験を提供する
たくさん手を使わせる
③敏感期に基づいた関わりをする
2~3歳は秩序、3~6歳は感覚、4歳半ごろまでは運動、6歳ごろまでは言語の敏感期。これを生かすためには何よりも環境が大事!

「自分でする」子供を育てる
①子どもが自分で扱えるものを用意する
かわいさよりも機能面を、使い慣れたものを変えない
②なるべく本物を用意する
③子供に選択させる
最初は二択でもOK
④物の置き場所を決める
必要な時に子供が取り出せるように
⑤持ち物を管理させる
子どもが管理できる量に、最初は大人が手伝ってあげる
⑥ルーティンで自主性を育てる
子どもがルーティンできるようになるまで根気強く付き合う
⑦褒めるより共感しよう
必要のないときに褒めるのは逆効果
⑧お手伝いをしてもらう
初めての作業はゆっくりと。余計にしゃべりすぎず見せることを主に。
⑨ダメなものはきっぱり伝える
理由は簡潔・具体的・穏やかに。ポジティブに言えればなお良し
⑩テレビやスマートフォンに対する考え方
見る番組や時間を決める。できるだけ親子で一緒に見る
⑪大人のスマートフォンの使い方
どうしても使うときは子供に断りをいれる

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2018年07月20日

Posted by ブクログ

20%ルール、通常の仕事を離れて自分が一番やりたいことをやる
子どもの自主性を最大限にサポートする
努力は好きにはかなわない
褒めるより共感

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2018年03月10日

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