【感想・ネタバレ】日本語のへそのレビュー

あらすじ

いい加減にしたらどうだろうと思う。 「今年は去年より業績が上がらなかった」 「来年こそは今までの挽回をはかろう」 そういうことを言うのを。 今必要なのは、言葉のむだ遣いである。すなわち、 人と人とのむだ遣いであり、心のむだ遣いである。 時代はAIである。機械にできることは、任せて、 人にしかできないことをするしかない。効率を無視する。 能率を無視する。暇と退屈を味わう。楽しむ。 へそのように、なくてはならないけれど、なくてもいいようなもの。 言葉のへその力をこの本で知ってもらいたい。 (へその序 より)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

なんとも手触りのやさしい本である。といっても装丁がフワフワとしているわけでなく、その読後感のことである。
読んでいると、所々で小さく笑ってしまう。笑いは『緊張と緩和』とよく言われるが、この本は日常生活での悩みやストレスによる緊張をスルリとほどいて、クスリと笑わせてくれる。

先程、手触りがやさしいと書いたが、肩もみの後のような読後感の方が正しいような気がしてきた。といっても肩凝りがないタイプなのでそれはそれで嘘になる。ともあれ、こんな無駄な感想でもいい、そんな本です。

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2018年10月16日

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