あらすじ
最強じい様ファンタジー第七弾! 冬のある日、軽い旅に出ていたセイタロウは、これまで度々襲ってきた赤黒いローブの人物と交戦。いつものごとく見事に退け、目的地の村に辿り着く。そしてナスティの故郷でもあるその地で、自分を襲った者の正体のヒントを得ることとなる。暫く村に滞在した後、元いた街に戻ったセイタロウは、ひょんなことから巨大雀の屋敷へ招待され、さらに成り行きで料理指導を引き受ける。早速、食料を生み出すというダンジョンへ向かうと、そこで驚くべき光景に遭遇するのだった――稲穂の揺れる異空間で、雀と共に山川の幸を収穫! 自由すぎるじい様の異世界ゆるり旅は今日も続く。
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Posted by ブクログ
今回、オビの通り巨大スズメのお宿にある食べ物ダンジョンとナスティの実家の話が中心。バイオレンスなところはほぼなしながら、楽しく読めた。非常にまったりと、心安らかに読めます。ただ、この装丁のスズメの絵がどうにもいただけない(笑)。まあ、いわゆるユーラシアツリースパロウそっくりだったら面白くはないんだろうが、そっくりが良かったのに(単なる個人的な好み)。リアルにスズメがでかいだけにしてほしかった。というか、読んでいる間は装丁はすっかり忘れて、オオヒシクイサイズのスズメを映像化していました。そう、ドリトル先生のダブダブみたいな感じ。家事のできる水禽。そういえばドリトル先生アフリカゆきがベースになった映画が1月17日に米公開されて、即ひっくりこけてましたねぇ。楽しみだったのに、日本で劇場公開してくれるんやろか?小学校の頃の私のトップ5愛読書のひとつでした。岩波のやつ。話はずれまくりましたが、水禽がメイドさんだったらどんなに幸せだろうか。いや、スズメのお宿で暮らすのもかなりの幸せだと思います。ラノベ、直球でドリームな感じが読んでて幸せ。