あらすじ
エリート医師の若宮と悪友・谷脇はある雨の夜、一人の男を拾う。一夜限りの刺激的な遊びと、男を無理やりもてあそんだ若宮たちだったが、一週間後その男・岡田と偶然自宅で再会してしまう。さらに、あの夜以前にも若宮は岡田に出会っていたと告げられ…。こんなに求めたことはないから、どうしていいかがわからない。そんな恋に出会ってしまった――。大ヒットシリーズ第1巻!
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Posted by ブクログ
裸ん坊3部作の中で、このWEEDが一番好きです。
傍若無人でプライドはエベレスト級。
嫌なことがあればすぐに人に当たり散らし、後輩相手に嫌味をたれる、超我儘男、若宮。
人としてどうかと思うような、兎に角いちいち腹の立つ男なんですが、こいつが何だか憎めない……。
注いでも注いでも満杯にならないコップみたいな若宮相手に、岡田は本当に懸命に愛を注ぎます。
でも、岡田も若宮と一緒で、やっぱり愛に飢えてる感じがたまらなかったです。嫉妬深くて、愛がないと生きていけないタイプなのが身悶えするほど萌える。
2作目を示唆する内容の書き下ろしが、とてつもなく良かったです。
読んでてすぐに松本の事だなと思ったんですが、先を知ってるだけに涙でそうになる……。
ダメダメになっちゃう受け
岡田(攻め)のことが大好きすぎてダメダメになっちゃう若宮(受け)がかわいいです。嫉妬深くてすぐ相手にあたったり浮気したりするような受けだけど、かわいいなあって思っちゃう。
もともとタチだった若宮が、岡田に対してだけ抱かれるのを許してるのも萌えます。
Posted by ブクログ
木原センセらしいぶっとび設定に( ̄ー ̄)ニヤリとさせられます。
エリート医者がつるんで道で男を拾って犯して3Pって、酷いじゃないですか。偶然居合わせたノンケにそんな大それたことをするなんて、良識あるはずの医者のやることではありません。
その上、若宮は陵辱した岡田と一週間後に避けようもない状況で再会してしまうんです。気まずい。しかも、その岡田は若い学生だと思っていたら違っていたり若宮と以前に出会っていたり、驚愕するような事実がわかってきます。
これはまだまだ序の口。これだけじゃ終わらない思いもよらない展開に、最後までドキドキさせられてしまいました。
プライドが異常に高いツンツンなクールビューティの若宮が、それまでの価値観がすべてひっくり返るような恋に堕ちてしまうんです。
傷つくのが嫌で、マトモな恋をしたことがなかった若宮が、運送屋で働く地味で平凡な男のことをめちゃくちゃ好きになってしまうんです。
自分が傷付けた相手にぴしゃりとやられて自尊心が傷ついたとか、訴えられるのが怖かったとか、保身を考えていたところへ、さらに嫌がらせをされていると誤解をしてしまった若宮。また恥をさらします。
細かいことをすごく気にしていたのに、岡田は案外大ざっぱな体育会系ww
それがよかったのかもしれません。正反対な性格だったから惹かれあったんでしょうね。岡田は、ツンなのに抜けている若宮に淋しさが癒されてしまった?
とにかく、若宮は一人で悩んで、ぐるぐるしちゃいます。生まれて初めての独占欲!Hはやりまくっていたのに恋愛はしたことなかったというのがすごくでていて、胸がきゅーんとなってしまいました。
そんな若宮に、岡田がやさしい!甘えることも忘れないw
一番萌えたのは、愛することで弱くなった若宮ですね。
なにしろ、タチを譲らなかった人生で初めてその立場を明け渡したんですからねwww
愛ですね。リバになる瞬間に萌えまくりました。
犯した相手を本気で好きになっちゃうというところが、なんともブラックです。相手がノンケだってことでちっとも安心できなくて、女と岡田が話をしているだけでも悶々としてしまうなんてところも、生々しかったです。
若宮の恋心は読んでいて切なくて苦しかったけど、総じて甘い仕上がりです。
あくまでも木原センセのレベルで見たら、ですが。
マラソンが岡田のキャラを上手く表現していて、爽やかです。そこでまた悶々と悩んでいる若宮が残念で、またきゅーんとなっちゃいました。
くせ者の谷脇がとても気になります。
Posted by ブクログ
微妙に(?)リバだけど、リバ苦手でもこれなら読めるっていう内容
若宮は悪友の谷脇と一緒に雨の中ふらふら歩いていた岡田を強姦するけど、色々あって若宮は岡田を好きになって、最終的に相思相愛
最初は若宮+谷脇×岡田で、岡田が無理矢理犯されますが、その後は岡田×若宮です
Posted by ブクログ
強姦しようぜ!で3P始めた谷脇がキャラ立ち過ぎてて笑うしかなかったです。
受けが攻めに「なんでお前働いてるの?」って言ったときもかなり笑えました。お前もたいがい人間性が欠落してんな!wwと。
従順で絶対の愛を寄せてくれて裏切らない攻めは好きだけど、
受けがヒステリックでドコガイイノー?でもこの作品終始笑えるしギャグ小説だからいいのかー?となんか毛色が違った感じでした。
自分で自分が愛せない受けは、攻めの愛を試し続けるってことで、安定を図ろうとしてるどうしようもなさを、
谷脇とどっこいどっこい若宮もダメな人だって認識して読めればケラケラ笑って読めるかもです?
谷脇が当て馬のくせにラスボスすぎて受けが小物に見えてしまってなんかもう、谷脇に全てもって行かれてしまうくらいインパクト強かったです谷脇。
岡田も好きだけど!