あらすじ
若いうちは時間が足りない、定年後は時間を持て余す…時間に関する悩みはつきない。この原因は時間を「人生」という側面から考えていないからだ。いつ終わるかわからない時間である人生をどう管理するか? 本書では、人生をヒンドゥー教にならい「新・四住期」という四時期に分け、それぞれの過ごし方を考える。時間を効率的に使う技術から楽しむ方法まで、人生をタイムマネジメントするための一冊。
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Posted by ブクログ
人生を4分割して、その中でポイントとなる時間の使い方をレクチャー。
30歳から45歳、その後15歳刻みで4期に分類している。逆にいえば20代は完全に人生を充実させるための準備期間と割り切っているのが独特だ。一番共感したのはそのうち30~45歳での第一期での時間に対する考え方と、60歳からの第三期での考え方には軸として違いがあるので、その移行のために途中の第二期を挟んでいる、という部分。
いきなり定年を迎えたバリバリのビジネスマンが、会社に行かなくなった途端何をしようか困る事例があるのを観ればわかるように、いきなりブレーキを踏んでも上手くいかないのを見越して準備が必要なのだろう。
45歳までは全力で仕事に打ち込んでいくのが望ましいが、それを60歳まで継続しようとすると体力的に続かず途中で頓挫してしまうので、45歳を過ぎたら定年後のスローな生き方を意識して、徐々にブレーキを踏んでいく、というのがポイント。
確かに全力投球を60歳になるような頃までアクセル全開で続けるのは無理があるのだと思うので、あるところでブレーキングを意識させることが大切なのだと思う。
一方で、45歳に至るまでの間は、効率的に時間を使って、仕事・やりたいことを全力投入して続けていく事が重要。
今はまだ20代なので、そもそも第一期にも至っていない自分としては、全力投球するための燃料をじっくりと溜め込むのが今あるべき姿なのだろう。
Posted by ブクログ
人生を四住期に分ける。今が狩猟期であるということ。この時期をいかに過ごすか。
気になった部分を引用
・家事は、追って、追って、追いまくる
・頭がいい回転に入っているときは休んでは行けない
・15秒ルール
・ゴールに向かって、シンプルに
・宇宙からもらった命はまた宇宙に返す
・三十には三十の四時がある
著者の本を初めて読んだが、引用が面白い。内容も、だだの、時間本、効率本に止まらなかった。このため好印象。