あらすじ
本書では、膨大なユーザを抱えるアプリのインフラの管理・運用に携わっている著者が、インフラエンジニアとはどういう仕事なのか、どういう知識やスキルが求められるか、インフラエンジニアになるにはどうすればいいかなどを、わかりやすく解説しています。インフラエンジニアの世界に興味のある非エンジニアにも、現役インフラエンジニアにも参考になる1冊です。
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Posted by ブクログ
復習と知識の抜け漏れ確認に最適。
・DBサーバはCPUを食う、Webサーバはメモリが必要
・ファームウェアを常に最新状態にアップデートして顕在バグや脆弱性等を回避する派とファームウェアアップデートはできる限り後にして潜在的なバグを回避する派がいる
AWSのハイパーバイザーはXenだったんだ。それが今はKVMとは知らなかった。
Posted by ブクログ
LINE社インフラエンジニアの著者が自らの経験を基に書かれた教科書的な書籍。
これからインフラエンジニア(運用保守・設計構築)を目指す方ならば、初めの読むべき一冊だと思います。
教科書の名に恥じず、インフラエンジニアの仕事内容から始まり、扱われる技術の概要、購買、運用、大規模インフラの話、そして個人の成長について、これらを扱っています。
必須知識を広く浅く、そして分かりやすく書かれているので、サクッと読めると思います。なので、中堅エンジニアが自らの経験の棚卸しに使ったり、社内教育の資料作成時の参考に使ったりなど、読む人の立場によって、色々な活用方法があると感じました。
とはいえ、インフラは生ものなので、あくまでもこういう現場もあるんだな、という感じで鵜呑みにしないことも重要だと思います。そのためにも参考文献などもまとまっていれば、資料としての価値が上がるのになあと思い、その1点だけマイナスとして、★を4つとしました。
10年前に読みたかった。そう思わせる1冊です。