あらすじ
日本の全人口の約5%(推定710万人)を占めるアトピー患者。
アトピーの不快な症状をアッという間に消す「ステロイド」という強いクスリを処方するのが標準的な治療とされている。
しかし、このクスリの副作用が原因で、もともとのアトピーよりも症状が悪化し、会社や学校へ通えなくなってしまう重症の「薬害患者」が急増している。
本書は、ステロイドが「危険なクスリ」であるにもかかわらず、多くの皮膚科医が当たり前のように使っている本当の理由や、ステロイドも保湿剤も使わず、普通に生活できるまで回復する最新治療法を紹介する。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「究極のアトピー治療とは、何もしないこと」
→時間はかかるが治癒力が回復し、綺麗な肌が戻ってくる。
脱ステロイドはよく聞くけど、脱保湿は初めて聞いた
名古屋市立大学の調査では
脱ステロイドに踏み切った28人のうち12人が治った
→更に脱保湿を加えたら26人に改善が見られた
いくら保湿剤をたっぷり塗っても肌本来の保湿能力は改善しない。ステロイドも同じこと。
髪や体をゴシゴシ洗うと身体の皮脂膜が取れてしまう
→乾燥と免疫力の低下
→入浴しない時間が伸びるほど確実に効果はある
→入浴しないしない日は汚れやすいとこだけ濡れタオルで拭く
石鹸は使いすぎず手で洗う
よく運動する
笑う・運動・深呼吸
→副交感神経優位
→ウイルスやがん細胞を排出するリンパ球増加・活性
→活性酸素減少
→治癒
塗ると皮膚が弱くなるステロイドへ手を伸ばすより思い切りかいて気分的にスッキリする方が賢い選択
じゅくじゅくの液は拭き取らずに放置
→良質なタンパク質で、肌を保護する役割
【適度な汗は肌にいい】
角質層に水分が供給され、尿素や乳酸など天然保湿因子によってスキンバリア機能が高まり、肌が潤う。
免疫力グロブリンや抗菌ペプチドが細菌から肌を守る。
皮膚の再生を促す成長ホルモンは最初のノンレム睡眠の90分間に集中して分泌される。
アレルギーのある食べ物もある程度食べないと食品への体制が得られない。
オメガ9 オレイン酸→オリーブ油、キャノーラ油
オメガ6 リノール酸→植物油
オメガ3 a-リノレン酸→あまに油、しそ油、DHA EPA
豊富温泉最強
Posted by ブクログ
納得のできるデータを示してくれる本です。
これを読んで、納得して脱ステロイドと脱保湿に取り組めます。
具体的な対策なども載っていてとても参考になりました。
リバウンドは辛いですが、頑張ります!
Posted by ブクログ
1.ステロイドをやめる
2.保湿剤ををやめる
3.お風呂の回数を減らす
4.ストレスを減らす(これが難しい。。。)
5.掻きたいときはかかせる(ツメは毎日ヤスリで短くしておく)
を、この本などの情報から実践。
経過観察中。
Posted by ブクログ
ステロイドを使わない方がいいことはわかった。ステロイドを絶ってから3か月後には暴露が終わるらしいが、その前にアトピーの悪化で発熱や体調不良が起きて普通の生活が出来ないようでは困る。ステロイドを使って生活していても寿命が縮まるわけでもないし、他の病気になるわけでもないなら、ほどほどに使っていこうかと思う。
Posted by ブクログ
ステロイドの持つ効果は、限界がある。
アトピーの標準治療が、ステロイド療法しかない。
しかし、脱ステロイドの方が、リバウンドが大きい。
医者も含めて、ステロイド依存症にかかっている。
同じように、保湿剤依存症でもある。
どうやって、自然治癒力を高めるのか?
それは、何もしない方がいいのだ。
そのことによって、自然治癒力は高まる。
とりあえず、風呂に入るのをやめよう。
Posted by ブクログ
①なぜ、保湿剤をやめたほうがよいのか?
・バリア機能を作る力が落ちるから
②風呂の入り方は?
・ボディーソープ、石鹸を使用しない
③薬に頼らない治療法は?
・究極は何もしない
・良く運動をする
・汗をかく、皮膚の水分保持、抗菌成分を皮膚に供給
・リノール酸×、αリノレン酸〇
④気づき
・保湿剤に頼ると、もともと備わっている保湿力が低下する
・igeはあまり関係ない
・ステロイドでバリア機能が低下
・フィラグリンというたんぱく質を作る遺伝子の異常が原因で、スキンバリア機能が低下する
・アトピーはいい人が多い、自己犠牲的
・稚内の豊富温泉