【感想・ネタバレ】なるほど、料理のことばのレビュー

あらすじ

「料理のことば」がわかれば、もっと料理は楽しくなる!

・出汁、アク抜き、落としぶた など、基本のことば
・さいの目切り、千六本、つま など、切り盛りのことば
・強塩、手酢、煮きる など、調味のことば
・三枚おろし、筒切り など、魚料理のことば
・油ならし、鍋肌、湯むき など、洋食中華のことば
・旬、香のもの、木の芽 など、伝えていきたいことば
・献立、三手、雑煮 など、作法と行事のことば

これらの、知っているようで知らない、基本的な料理のことばや、調理用語、切り方用語、料理名の語源など600語を解説。「かつおぶしをおかかと呼ぶのはなぜ?」「油が疲れるってどういうこと?」など、食の雑学&科学もたっぷり掲載。
料理にまつわるさまざまなことばの意味がわかるので、これ1冊あれば、料理の知識がより深まります。
「ふきの信田煮」「ふろふきだいこん」「時雨煮」等、お役立ちレシピも掲載しています。

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Posted by ブクログ

「なるほど、料理の言葉」4

編  ベターホーム協会
出版 幻冬舎文庫

p88より引用
“昭和の初期までは、「砂糖ぶるまい」といって、おかずや果物
に砂糖をふりかけて出すのが最上のもてなしだったほどです。”


 料理本を数多く出版してきた協会による、料理の専門用語を解
説した一冊。
 毎日といっていいくらい使う出汁から食に関することわざにつ
いてまで、色々な豆知識と共に記されています。

 上記の引用は、砂糖について書かれた項目での一文。かつては
大変な貴重品であったようですが、手軽に手に入れられる様な時
代であるのは、本当に有難いことだと思います。
この引用と同じように、祖父が冷そうめんに砂糖をかけていたの
を思い出しました。戦後の苦しかった時を過ごした世代なので、
その反動もあったのだろうかなと思います。
 巻末に索引がしっかりと作られているので、レシピ集と共に手
元にあると、調理時の辞書として良いのではないでしょうか。

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2012年06月06日

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