【感想・ネタバレ】春の包帯少女(2)のレビュー

あらすじ

「放火」事件を通して、狂い始めた日常――そして、ふたりの恋の行方は!? 衝撃のサスペンス・ラブ、第2巻。

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主人公とヒロインの仲睦まじい関係が見られる作品かと思いきや…? 実はかなりシビアな作品です。
主人公が「あること」をきっかけにヒロインに「きず」を負わせてしまうのですが、それをヒロインは庇ってくれます。
「きず」の影響で彼女は包帯をすることになってしまうのですが、その姿が痛々しく、主人公の辛い想いが読んでるこっちにまで伝わってきます。
きっかけとなった「あること」自体がかなり謎に包まれており、続きが気になります。

今後、二人の関係はどうなるのか、他のキャラたちとどう関わっていくのか、今後の展開が楽しみです。

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Posted by ブクログ

 信じる重み。他者を信じることはどういうことか。アキの
弱さがにじみ出た2巻でした。

 分からない恐怖、自分以外のだれかが考えることってのは絶対にわからない。だからこそ、それを言葉にしたり、行動にうつして信頼を勝ち取る。アキの場合は信じるためにという目的ではなく、わからないなにかを止めるために力を振るう。表紙のように涙を流しながら人の心と戦っている彼女の姿はとても痛々しかった。その彼女が他人の気持ちを知った時どうなるか、楽しみです。

 にわかに能力がどう伝わるかも描かれ、その結末もおどろおどろしい噂が蔓延っていました。ナツの嘘やアキに能力の気付きを与えた少年など伏線も張り詰められてるのではやく次巻欲しいっす。

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2013年11月10日

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