【感想・ネタバレ】終着駅はこうなっている レールの果てにある、全70駅の「いま」を追うのレビュー

あらすじ

都心部の鉄道は複雑な相互乗り入れを形成し、日々、利用者の利便性が図られているが、地方に目を向ければ、線路が途切れた鉄道の最果て、“終着駅”には、今も独特な趣が残っている。そんな終着駅を全国から70厳選し、現場で働く人や近隣住民など現場の声も拾って、最果ての「いま」をリポートする貴重なルポルタージュ。終着駅とひと言でいっても、「都市型」「山麓型」「廃線型」などそのタイプは異なり、風情もさまざま。本書では、その駅タイプと「観光度」「哀愁度」「到着困難度」を独自に設定。読者に駅のイメージをつかみとってもらえるような“仕掛け”も施している。

谷崎 竜(たにざきりゅう)
1969年、名古屋生まれ。千葉大学理学部数学科卒業。在学中、秋田県男鹿駅にてJR全線完乗。大学卒業後、アジア・中南米を中心に50余カ国を放浪し、帰国後、旅専門のフリーライター・カメラマンとして活動する。著書に『のんびり各駅停車』(講談社)、『130円の鉄道大旅行』(イカロス出版)など。

※電子書籍の仕様による紙版と異なる図版・表・写真の移動、本文中の参照指示の変更、ほか一部修正・訂正を行っている箇所があります。予めご了承ください。

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Posted by ブクログ

普通の駅にはない独特の雰囲気が、終着駅にはあります。この本を読んで、更に鉄道で旅をしたくなりました!

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2013年08月13日

Posted by ブクログ

全国の終着駅を追った本です。
時刻表と比べながら読みました。
北海道の江差線の江差駅がなくなっていました。
本が発行された後におそらく廃線となったのでしょう。
この本の欠点は近畿地方の終着駅が少ない印象でした。
(水間鉄道、御所線、田原本線、交野線、千里線など)
他は比較的広域に渡って行っただけに残念です。

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2016年04月05日

Posted by ブクログ

JR東海や東京近辺では、たしか「終着」と言わず「終点」と言っている気がするのですが、JR北海道は「終着」という表現を使っていました。「終着駅」には、「終点」にはない哀愁があります。
さて、一日にして、この本に紹介されている終着駅の2つ(片方は、出発点ですが)に到達することになりました。この本にも「哀愁度」が評されていますが、でもねえ、新千歳空港駅は、終着駅っていう感じじゃないよねえ。哀愁度も到達困難度も低いものの、そもそも紹介すべきなのかな…?
その他にも、いくつかたどり着いたことのある終着駅が紹介されていましたが、なんといっても行ったばかりの稚内駅の到達困難度が満点だったことに、少し満足。
でも、マニアには多分物足りない本。旅行であちこち言っているけど鉄道にはそんなに執着がない、僕のような人におすすめ?

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2013年03月13日

Posted by ブクログ

日本全国の「終着駅」の情景を、観光度、哀愁度、到達困難度などの観点でレポートする本。テーマの立て方は魅力的で面白いけど、網羅性に難がある感じ。取り上げるのが70駅では少なすぎると思う。

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2013年01月27日

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