【感想・ネタバレ】オール図解!ピケティが教えてくれた格差と貧困のカラクリ 『21世紀の資本』これだけ知っていればいいのレビュー

あらすじ

こんな疑問に答えます! 広がる格差社会にどう立ち向かうか? 不平等な社会、不公平な制度をどう正すか? 「本当の豊かさ」とは何か?



世界的な話題となっているフランスの経済学者、トマ・ピケティ著『21世紀の資本』。700ページ以上も あるこのベストセラーの内容を平易なイラストと図解でわかりやすく解説します。所得の不平等と格差はな ぜ拡大するのか? これからの日本社会はどうなるのか?――そのポイントが手にとるようにわかります!

ピケティと『21世紀の資本』理解の決定版!

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Posted by ブクログ

トマ・ピケティといえばr>gの法則。
21世紀の資本論をさくっと解説してくれる一冊で、一般的に投資界隈で話される法則の考え方とはまた違う、政治的な側面での理論の理解に繋がりました。
当時のブームは知らなかったので、改めて勉強になりした!

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2025年09月26日

Posted by ブクログ

ピケティの21世紀の資本に書かれている有名なr>g(資本収益率>経済成長率)の解説だけでなく、ピケティの人物像や21世紀の資本出版に至るまでの流れなども書かれており、理解が深まる。

また、膨大な原書から適切なデータや図表を拾い集めてくることで、読者としてはざっくりではあるが、基本的な事柄はカバーできている印象。

備忘録として、インフレは経済格差の縮小という意味ではコントロールが難しく、また効果も限定的であるため、累進課税の強化と国際的な所得や資産への課税が求められている、というのがピケティの主張。

また、原書の評価も中立的に行われており、個人的には大いに理解が深まった。

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2021年02月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

とりあえず、現在のしくみでは、格差は広がっていく。
格差を縮小するには世界規模の累進課税が必要。

でも、それは個人でどうにかするのは難しいよね。
それができないのなら、結局のところ、教育・勉強しかないのかな、なんて思った(個人的な見解です)

あと、これを読んで感じたのは、「21世紀の資本」は難しそうだということ。気力があったらそっちも読んでは見たい・・・いつか・・・。

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2020年02月04日

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