あらすじ
総合家電メーカー北米事業部長の唐木栄太郎は取締役の椅子も目前のエリートサラリーマン。妻と名門私立中を目指す息子と3人、都内で幸福な年末を迎えていた。ところがある日、故郷・秋田で独居する老母が、雪かき中に骨折したとの知らせが。幸い命にかかわる大事には至らなかったが、やがて病院での療養を終えた車椅子の母を、唐木は東京に引き取る決意をする。息子も無事合格し、母を交えた新たな生活は順調に滑り出したかに見えたが、運命は急転、唐木一家を悪夢の日々が待っていた……。現代日本の誰もが抱える「今そこにある危機」を真正面から描ききった著者ならではの問題作、ついに電子化!作家・堺屋太一氏も推薦!
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Posted by ブクログ
タイトルからして内容は想像していたがまさに今後このような問題を抱える人が増えると思われる。今回は危機的状況になりながらもラストは明るい未来を予期させられたので救われた思いだ。
現実はもっと悲惨な介護問題を抱えているケースも多々あるに違いない。老老介護や若年による介護、高齢化が進めば色んな問題が出てくる。自分が介護される側になる頃には制度がすすみ、長生きして疎まれるような社会でなくなっていますように。
Posted by ブクログ
他の方と同じように、考えさせられる小説だった。出来すぎの展開だと思うが、あんなハッピーに転職活動が終わるのも、まぁいいかと思ってしまうくらい、主人公の男性には次々と、苦難が降りかかる…この人のように上手くいかない人がほとんどだと思う。そういうとき、どうすればいいのか?私にも降りかかる可能性はある。
でも仕事は絶対に辞めてはいけない、それは強く感じた。