あらすじ
千住組組長・柾鷹の「愛人」として極道界で有名となった遙。ある日、薬を飲まされ拉致された遙に、沢井組の若頭・小野寺が突きつけた要求は「柾鷹と別れること」だった…! 折しも柾鷹とケンカをし家出中だった遙を、柾鷹は探し出すことができるのか!? どろどろに溶けるような快楽と、全てを我が物にする傲慢さで遙の人生を奪った柾鷹を賭けた、遙の「賭け」の結末は――!? BL界で伝説の「最凶」シリーズ第5弾、7年ぶりの書き下ろし新刊を電子書籍化!!(※本作品はイラスト入りです。電子書籍化して配信するにあたり一部単行本と異なる仕様がございます)
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さっさと迎えに来い。
5巻目。遙、ラチられる。でも、覚悟を決めた遙は、ちょっとやそっとじゃ動じない。柾鷹の愛を信じてて、潔くてカッコいい。一方、柾鷹の愛も半端ない。一途で一生懸命で健気。こんな男に愛された遙は、たとえ何があっても、幸せだろうなと思う。そして、二人の愛の行為も安定感抜群で、エロい。好きだわぁ。
久しぶり
最凶の男は十年前くらいに読んだけど、新しいのがなかなか出なくて、やっと新刊が出たので嬉しいです。やっぱり遥が最強だって事だな~(≧∇≦)次も楽しみにしてます!
Posted by ブクログ
「最凶」シリーズ新装版4冊の後の、7年ぶり新作です。楽しみにしていた気持ちを裏切らない面白さでした。
遙が柾鷹とともに生きる覚悟を決めたあの法事からまもなく、という時系列です。
高校生の頃までとってもシリアスだったのが、ただの中二病だったのかと思うほど、現在の二人はラブラブ。そしてケンカもしているみたいだけど、犬も食わない痴話ゲンカ。ますます姐さんとして肝が据わってツンデレに磨きのかかった遙と、組長としての格はあるのに尻に敷かれてヘタレている柾鷹です。
話は明るく軽いタッチでありながらも、自分のおかれている立場や柾鷹への想いにしっかり冷静に向き合っている、遙のすごく男前な考え方が真摯に伝わってきます。
今回、遙はあることが原因で、沢井組の若頭である小野寺に拉致されるのですが、命の危機とかそんなハードな展開にはなりません。ただ、小野寺は「柾鷹と別れて欲しい」と驚愕の要求を突きつけてきます。
柾鷹は、遙に愛を試されます。以前よりヘタレてるし甘えてばかりだし柾鷹の残念なところばかり目に付いていたので、そんな彼がこの事件にどう決着をつけるのか興味津々になるストーリーです。
遙は覚悟をきっちりつけているので、傍目から見てもなんの心配も無い度胸のある男です。そして、そんな遙の期待通りに柾鷹が動くのかどうか、というのが読みどころです。
うん、やっぱりカッコいいよ柾鷹。ドッキューンとしちゃいました。はっきり言って、負けました。
そんな拉致事件の裏側で、千住組はどんな動向をみせていたのか、というのが若頭の狩屋側から描かれている「his duty2-若頭の領域2-」。こちらがとても面白かったのです。狩屋の相変わらずそつのない手回しのよさ、安心できる活躍ぶりに、このまま独り身は不憫と思わせます…ドーナツのエピがすてき。
そして、柾鷹はなんだかんだ言ってもやはり凄みが利いていて、組をまとめるのにふさわしい力量も感じさせられます。ちゃんとしてる。
二人の愛にやられまくりで萌えました。エロも愛情いっぱいで、読んでいると胸が熱くなります。
Posted by ブクログ
夫婦喧嘩は犬もくわねぇってwww
つか、レクリエーションの1つだわねw。
今回の話のキモは3日という時間についてなのかな?
あの二人にとったら3日という時間は…いわずもがなですww
サブタイトルから中~長編を期待したのですが、短編でした。
でもとても楽しく読めて、満足。
Posted by ブクログ
7年ぶりの新作ということで書き下ろし4編、雑誌掲載作1編という構成。遥が沢井組の若頭にらちされてしまう。でも、痛い場面は皆無なのでご安心を(笑)遥が酷いことになってたら柾鷹の暗黒面が暴発してしまってこのシリーズ終わってしまいそうだもんね。サクッと終わって納得なのです。そんな中にも遥の柾鷹への想いが洩れてて嬉しい。でも、本人には見せることなく、いつも通り容赦ない遥ですw 柾鷹の弱点もポロポロ出てて楽しかった。尻に敷かれてるのはデフォですな。ヤクザ的日常に和ませてもらいました。狩屋にも早く春が来るといいなぁ。
Posted by ブクログ
最凶シリーズ5作目。
新装版になってからの新作です。
遙さん拉致されるの巻w
なんて男前な賭けを…遙さんたら!
貴方が一番大人ですから!ww
相変わらずエロスに萌えました。
何気に梓がお気に入りww