あらすじ
「ふ……。何が欲しいのか、その口で言ってごらん。せっかくの初夜に、可愛い花嫁がいやがるようなことはできないからね」逃げ出した花嫁の身代わりとして、バージンロードをウエディングドレスで歩いた、なんでも屋のミオ。花婿である傲慢な一流宝石商・陣野は心からミオを愛するようになり、紆余曲折あったけれど、今ではラブラブの二人。ある日、陣野はミオと結婚式を挙げたいと言いはじめ、なんと、ミオの実家に挨拶に行くことに――!? 本編に加え、大反響を呼んだ単行本収録ショート作品『花嫁の濡れた瞳』を大幅加筆し、完全版として収録!
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Posted by ブクログ
最終巻。
8年ぶりの発行は続編というより今までの総まとめという感じ。いろんなところに書いていたSSなどもまとめて手を入れて収録されている。
途中からの後追いだったので未読だったSSが読めて嬉しかった。
書き下ろしでは、今後の二人の有り様が想像出来る終わり方で、きっとタイトルのように永遠に幸せで生きていくんだろうなぁと思わせてもらえて、読んでる私まで幸せになれた。
あさぎり先生のカプは受けの芯が強くて、どこか歪んでる攻めをきっちり包み込んで愛す部分が好き。この包容力が受けの持ち味。
これからも一緒に幸せになっていくだろうと思える終わりだった。
長い間、こんなに素敵なカプを書いていただいてありがとうございました。
佐々先生、またどこかでお目にかかれるといいなぁ。