あらすじ
「源氏物語はこんなに面白かったのか!」各界絶賛の「名訳」を超えた完全現代語訳!古典学者として、作家として、著者畢生の偉業全10巻の第4巻!光源氏31歳から36歳まで(薄雲・朝顔・少女・玉鬘・初音・胡蝶)を収録。1000年の時を超え、宮廷人たちのはかなき恋と、美しき四季の風物が今眼前に蘇る!
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Posted by ブクログ
リンボウ源氏、四巻は、薄雲、朝顔、少女、玉鬘、初音、胡蝶までです。
源氏もおじさんになり、自分の色気が万人受けしません。朝顔、玉鬘と立て続けにフラれる様子が意外と手厳しく描かれていていい感じでした♪
必死に言い訳する源氏がかっこわるくてお気の毒。。
そうそう、リンボウ源氏は章ごとに源氏の年齢の記載があり、それがとっても便利。今の年齢感覚と違うとはいえとてもわかりやすいです。
この章の源氏は30代。当時としてはもう立派なおじさんです。。
こんな感じでモテぶりは下降気味だけど、彼のマイブームは権力欲。
六条院が完成し、享楽と風流を尽くした豪奢な住まいは源氏の絶頂を表していますね。
紫が健在なうちに一度おじゃましたいわ。(笑)