あらすじ
◆ 肥満、喫煙、朝寝坊、先延ばし、短気……。こうした悪弊や悪習慣を直すにはどうすればよいか。GEやグーグル、ゴールドマンサックスなどの名経営者たちを指導してきた名実ともにナンバーワンのエグゼクティブ・コーチである著者が、単に意思力に訴えるのではなく、自らに適切な問いかけをすることで自然と行動が動機付けられる「アクティブ・クエスチョン」――セルフ・コーチングの極意を伝授する。
◆ トリガー(引き金)となる「アクティブ・クエスチョン」とは、以下のようなもの。
×「今日は何キロ走ったか」 ⇒ ◎「今日は走ろうとしたか」
×「どのくらいお酒を飲んだか」 ⇒ ◎「お酒を控えようとしたか」
×「部下を褒めたか」 ⇒ ◎「部下を褒めようと考えたか」
◆ その鍵は、「自らの状態」ではなく「自らの行動」を問うことにある。状態を問うと、できなかった自分を責めて辛く苦しい思いをし「もう無理! 」と叫びたくなるが、行動を問うことで、本当にそうしたいのかどうか、自分の動機そのものを確認することができる。本書では、どんな思い込みがそうさせてしまうのか、そのうえで、アクティブ・クエスチョンをどう組み立てればよいか、さらには、自身の動機をどう定着させるかなどについて、豊富な事例やエピソードを交えて紹介する。
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Posted by ブクログ
自分を変えていくための仕組み化、行動改善のためにヒントを得るべく読書
メモ
・変化を阻む信念のトリガー
わかったらやるよ
私は意志が強いから誘惑に負けない
今日は特別な日だ
少なくとも私は●よりマシだ
私は人の助けも仕組みも必要としない
私は疲れを知らない、熱意が消えることもない
時間はたっぷりあるさ
注意を逸らすものはない、予期せぬ出来事が起こることもない
啓示で突然自分の人生が変わる
私は永遠に変わる。二度と心配する必要ない
古い問題を取り除けば新たな問題は出てこない
努力すれば報われる
誰も私のことなんか気にしていない
変わってしまったら私は私でなくなる
自分の行動を自分で評価するだけの頭がある
・状況的リーダーシップ
部下の成熟度の変化を追う
状況に応じてしっかり適応する
状況は常に変化することを認識する
部下の成熟度に応じてリーダーシップのスタイルを調整する
・
Posted by ブクログ
自分の行動が環境というトリガーにいかに支配されているか。そのことを認識し、日課の質問として「私は○○することに最大限努力したか?」を問い、点数化し、その日のスコアをコーチに報告する。その仕組みが行動を改善させるであろうことは至極納得がいった。ただ、本気で取り組むだろうかと考えると甘えに流されてしまう自分を許していることが分かる。
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