【感想・ネタバレ】戦略原論 軍事と平和のグランド・ストラテジーのレビュー

あらすじ

戦略思想、核戦略、平和維持活動、インテリジェンス、環境・エネルギー問題――。国際関係を理解する上で欠かせない軍事戦略の知識を、体系的に解説する本邦初のグローバルスタンダード・テキスト誕生。

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Posted by ブクログ

これを高校の政経の教科書にすべきだろう。
<特記事項>
戦略を考えるには、国際環境、国内要因、時代精神という3つのレベルで思考する必要が或る。
戦争はどうして始まるのか。戦争が近代国家の形成に大きな役割を果たしたとする「軍事革命」論。ケネ&T

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2011年07月11日

Posted by ブクログ

戦略の教科書を作ってみよう!というのが本書のコンセプトです。 

「戦略」という言葉はそもそも軍事に源を持つ言葉です。そのため本書も軍事戦略思想とその歴史的展開、さらに政治と軍事の関係等、軍事を切り口にしたテーマで一貫しています。

従来、こういった切り口での教科書がなかった以上、本書は貴重な存在です。

章立てもユニークで参考文献リストも充実しており、戦略論に興味がある方の最初の一冊としてお薦めします。

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2011年05月09日

Posted by ブクログ

「戦略」についての教科書的な著。内容としては、戦争とは何か、戦略とは何かという根本的な問いに始まり、過去の戦略思想家と彼らの思想の変遷、さらには戦争や戦略に関連した議論が歴史的にどのように推移し発展してきたかということについてこれらを系統的に叙述する一方で、現在各国が直面している、戦略に関わるグローバルな問題について分析し、その解決の可能性についても戦略的な視点から言及しています。ヨーロッパやアメリカに比べて日本では戦略に関連した研究があまり成されていません。その意味でこの本は一般の人が戦略という概念に対する理解を深める一助となるように思います。

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2011年12月06日

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