【感想・ネタバレ】世界のなかで自分の役割を見つけること―――最高のアートを描くための仕事の流儀のレビュー

あらすじ

「新・風土記」出雲大社奉納、「天地の守護獣」大英博物館日本館永久展示、「遺跡の門番」クリスティーズに出品、落札…。競争が激しいアートの世界で、なぜ、いま小松美羽が評価を集めているのか?その理由が、彼女の人生や価値観、考え方から明らかになる1冊。自分の「役割」や、生きる目的が見つかる珠玉の自己啓発書。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

この本も書店で、タイトルが気になり購入した。
帯には「いま注目を集めている新進気鋭の現代アーティストが語る人生論」とある。小松美羽さんという方を本書で初めて知った。彼女の世の中を見つめる視点が、壮大で凡人の枠を超えたものであるからこそ、生み出される作品にとても興味を持った。画集を買ってみたくなった(作品そのものを購入するほどの家計的余裕がないのが残念だ)。
人も動物も同等の魂を持っており、魂は成長するものという考えを持っている方で、魂の成長を3年周期で意識しているという。1年目=覚醒、2年目=進化、3年目=達成。この周期を意識して繰り返すそうだ。このアイデアというか思想を自らの行動に落とし込もうと思った。
また、彼女の宗教観もとてもいい。すべての宗教を超越した世界観を持っている。
身近な「死」の経験から積み重ねてきたのだろう。
これからも活躍を続けてほしいと願わすにはいられない。

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2019年03月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

感想
最後のまっすぐな言葉が響いた。
自分の感受性を大事に守り育てる。
そのためには、感じたことを言語化することが必要だ。


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"文化というのは、その時に必要とされる最先端のものを、生きるために提供したことから始まる。それがいつのまにか何百年もたって「伝統文化だ」と言われるようになる"

"あなたは自分の感じる心に、水をやっているだろうか。
あなたは分かってもらえない自分を、時代や人のせいにしてないだろうか
あなたは感じる心をもった自分の魂を自分で守り、大切にしているだろうか"

"やりたいことを世界で発信するには、
「誰かがいつか認めてくれるから」という生半可な覚悟では、時間がかかりすぎる。
時間をかけても無理だろう。"

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2018年05月01日

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